ISO26000対照表

国際標準化機構(ISO)が2010年11月1日に発行した「ISO26000」は、社会的責任に関する世界初の手引(ガイダンス)規格です。ステークホルダーを重視し、組織全体で社会的責任を効果的に果たすための手引となっています。ISO26000では、社会的責任を果たすための七つの原則「1.説明責任」「2.透明性」「3.倫理的な行動」「4.ステークホルダーの利害の尊重」「5.法の支配の尊重」「6.国際行動規範の尊重」「7.人権の尊重」を掲げ、七つの中核主題を定義しています。

当社では、持続可能な社会へ貢献する責任を持ち続けるため、ISO26000を指針の一つと位置付け、中核主題へ取り組んでいます。

6.2 組織統治

6.3 人権

課題 取り組み項目
  • デューデリジェンス
  • 人権に関する危機的状況
  • 加担の回避
  • 苦情解決
  • 差別及び社会的弱者
  • 市民的及び政治的権利
  • 経済的、社会的及び文化的権利
  • 労働における基本的原則及び権利

6.4 労働慣行

課題 取り組み項目
  • 雇用及び雇用関係
  • 労働条件及び社会的保護
  • 社会対話
  • 労働における安全衛生
  • 職場における人材育成及び訓練

6.5 環境

課題 取り組み項目
  • 汚染の予防
  • 持続可能な資源の利用
  • 気候変動の緩和及び気候変動への適応
  • 環境保護、生物多様性、及び自然生息地の回復

6.6 公正な事業慣行

課題 取り組み項目
  • 汚職防止
  • 責任ある政治的関与
  • 公正な競争
  • バリューチェーンにおける社会的責任の推進
  • 財産権の尊重

6.7 消費者課題

課題 取り組み項目
  • 公正なマーケティング、事実に即した偏りのない情報、及び公正な契約慣行
  • 消費者の安全衛生の保護
  • 持続可能な消費
  • 消費者に対するサービス、支援、並びに苦情及び紛争の解決
  • 消費者データ保護及びプライバシー
  • 必要不可欠なサービスへのアクセス
  • 教育及び意識向上

6.8 コミュニティへの参画及びコミュニティの発展

課題 取り組み項目
  • コミュニティへの参画
  • 教育及び文化
  • 雇用創出及び技能開発
  • 技術の開発及び技術へのアクセス
  • 富及び所得の創出
  • 健康
  • 社会的投資