セグメント別構成比

売上高 売上高
営業利益 営業利益
[注]
  • ※1
    売上高の内訳は、外部顧客への売上高を表示しています。
  • ※2
    2024年度のディストリビューション事業の営業利益は304億円です。
  • ※3
    2024年度のファイナンス事業の営業利益は332億円です。

事業戦略

お客さまのニーズに合った料金プラン・サービスを提供することで、スマートフォン累計契約数の拡大と通信料の平均単価の向上を図り、モバイル売上の最大化を目指します。

三つの競争優位性

1. マルチブランド展開

当社は、データ容量無制限で利用できる「ソフトバンク」ブランド、小・中容量で月額利用料を抑えられる「ワイモバイル」ブランド、およびオンライン上で各種手続きからサポートまで完結させる「LINEMO」と、特長の異なる複数のブランドを提供しています。あらゆる利用ニーズの変化に応じた最適な料金プランを提供することで、新規契約の獲得とグループ外への流出抑止、および平均単価の向上を図っています。

マルチブランド展開 マルチブランド展開

2. グループシナジーによる
付加価値の提供

当社はグループ内に、コミュニケーションアプリ「LINE」、総合インターネットサービス「Yahoo! JAPAN」、キャッシュレス決済サービス「PayPay」などの国内最大級のサービスを有しています。これらグループサービスをモバイル通信サービスと組み合わせることにより、当社ならではの付加価値を提供しています。「ソフトバンク」および「ワイモバイル」ユーザーは、「LINE」や「Yahoo! JAPAN」が提供するさまざまな特典を利用できる「LYPプレミアム」を追加料金なしで利用できます。また、2023年10月には、「PayPay」での決済時に、「PayPayポイント」の付与率が上乗せされる料金プラン「ペイトク」の提供を開始しました。こうしたシナジーを活用し、他社との差別化を図るとともに、グループ経済圏の利用拡大を通じて成長を目指しています。

3. 高品質の通信ネットワーク

当社グループが2020年3月に商用サービスの提供を開始した5Gは、人口カバー率95%を超え、その後もエリアを拡大しています。これまでは主に、ノンスタンドアローン方式と呼ばれる5Gサービスで、超高速・大容量の通信を実現してきました。これに続き、スタンドアローン方式と呼ばれる5Gサービスの高度化を順次進めることにより、超高速・大容量、超低遅延、多数同時接続の通信を実現し、これらの特長を生かした5Gサービスの提供を目指しています。

事業目標

モバイルサービス売上

2023年度を底に反転を目指す

(2024年度進捗)
1年前倒しで達成、2023年度から2年連続で増収。2025年度も増収を見込む

セグメント営業利益

2022年度を底に反転を目指す

(2024年度進捗)
2023年度から2年連続で増益。2025年度も増益を見込む

モバイルサービス売上 モバイルサービス売上
セグメント営業利益 セグメント営業利益
[注]
  • 2024年度第1四半期より「コンシューマ事業」に区分されていた一部の子会社を「その他」に移管しました。これに伴い、2023年度の数値を遡及修正しています。