社長挨拶

ソフトバンクは「総合デジタルプラットフォーマー」へ 社会で最も必要とされるテクノロジーカンパニーを目指します

ソフトバンクが創業してから40年がたちました。この節目に、グループの中核事業を担うソフトバンク株式会社の代表取締役 社長執行役員 兼 CEOに就任することになり、身が引き締まる思いです。

今後10年間で、私たちの想像を超えるスピードで社会は変革していくでしょう。変革の中心となるのは「5G」と「AI」です。あらゆるモノがインターネットにつながり、自動で最適化された便利なサービスを享受できるような社会は、5Gの通信インフラをベースにして、より高度なAIが組み込まれたプラットフォームによって実現されます。これらのデジタルプラットフォームこそが近未来社会を支える新しいインフラとなり、変革の源泉となるのです。

当社グループは、今年3月にLINEと経営統合した新生Zホールディングスグループが加わり、携帯電話サービスの3,700万、Yahoo! JAPANの8,000万、PayPayの3,500万、LINEの8,600万の顧客を有する、国内最大規模のタッチポイントを持つ通信・ITグループとなりました。個人向けのサービス提供プラットフォームに加え、法人向けIoTソリューション、スマートシティ、モビリティ、ヘルスケアなどの新規事業領域のデジタルプラットフォームを保有し、何より全国のショップなどを通じた個人のお客さまとの密接なつながり、さまざまな産業における法人のお客さまへの営業・提案力が大きな強みです。

私は、当社のこの強みを統合し、これからの社会インフラを支え、新しい価値を提供し続ける企業として、ソフトバンクを「総合デジタルプラットフォーマー」へと変えていきます。お客さまの声をより広く聞き、パートナー企業とより多く共創し、グループ企業との連携をより加速させることで、ソフトバンクならではのサービスを提供し、社会で最も必要とされるテクノロジーカンパニーになりたいと考えています。

また、「Beyond Carrier」戦略は引き続き当社の重要な成長戦略です。前社長の宮内の卓越した実行力により実現した、通信事業基盤の強化、非通信事業領域の拡大、Zホールディングスを含めたグループ体制の強化などの成果を基に、今後はさらにテクノロジーで進化させ、さらなる事業成長を目指していきたいと考えています。

今や通信サービスは、社会に必要不可欠のライフラインとなりました。そのインフラを提供する通信事業者の責務として、安心・安全な通信サービスを安定的に提供し、通信インフラのあるべき姿も追求していきます。「5G」インフラの早期の全国展開を実現することはもちろんのこと、成層圏プラットフォーム「HAPS」を活用して世界中どこでもインターネットにつながるようなプロジェクトも手掛けています。今年で東日本大震災から10年がたちました。発災直後から被災地に入り、ネットワーク復旧の陣頭指揮を執りましたが、当時のぜい弱な復旧体制への悔しさを忘れたことはありません。以来、通信ネットワークエリア拡充と強靭化に向けて、工夫を重ねて全力で取り組んできましたが、これからも災害により強いインフラづくりと災害時の支援措置の強化を継続します。

ソフトバンクの経営の根幹は、「情報革命で人々を幸せに」という経営理念と、果敢に挑戦を続けるベンチャー精神にあると私は考えています。常に最先端のテクノロジーとビジネスモデルを導入しながら、固定通信、インターネット、モバイル通信へと事業を拡大してきた背景には、社会に最も必要とされる企業でありたいという強い信念がありました。これからも同じ信念を持ち、ソフトバンクらしく挑戦を続け、さらなる進化と事業成長を目指していきます。

今後ともソフトバンクへのより一層のご支援とご鞭撻を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

2021年4月
ソフトバンク株式会社
代表取締役 社長執行役員 兼 CEO
宮川 潤一

 
成長戦略 Beyond Carrier

成長戦略 Beyond Carrier

通信を介してあらゆるヒト・モノ・コトをつなぐ「Beyond Carrier」戦略で、社会に新しい体験を創り出すとともに、さらなる先端技術の開発に挑戦しています。

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サステナビリティ

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持続可能な社会の発展に向けて取り組むべき6つの「マテリアリティ(重要課題)」を特定し、SDGsの達成および社会課題の解決に向けて取り組んでいます。

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