障がいへの理解

障がいへの理解 障がいへの理解

誰もがいきいきと暮らせる社会を目指し、障がいのある方をサポートするサービスの提供や社会参加を支援するための環境づくりに取り組んでいます。

日常生活と社会参加を支援

障がいのある方が
働きやすい環境を整備

障がいのある方が働きやすい環境を整備

東京大学先端科学技術研究センター 人間支援工学分野と連携し、障がいにより長時間勤務が困難な方が週20時間未満で就業できる「ショートタイムワーク」を導入しています。この制度は、就労意欲があっても障害者雇用率制度の算定対象となる週20時間以上働くことができないため、これまで就労の機会を得られなかった方に向けた新しい雇用制度です。

困りごとを抱える子どもの
日常生活と社会参加を支援

日常生活における「やること」とその「やりかた」を視覚的に提示できるアプリ「アシストガイド」を提供しています。知的障がいや発達障がいがある子どもを例として、困りごとを抱える子どもに「やること」と「やりかた」を視覚的に提示することで、先の見通しが立ちやすくなり、一人ではできなかったことができるようにサポートします。

「アシストガイド」では、保護者や支援者が「やること」と「やりかた」を簡単に作成することができるため、保護者や支援者の負担を低減するとともに、きめ細やかな支援を可能にします。アシストガイドは日本の全ての通信事業者に対応しており、アプリをダウンロードするだけで無料で利用いただけます。

知的・発達障がいのある児童がICTを活用して、1人で通学経路を路線バスで移動する実証実験を実施

“ソフトバンク”、困りごとを抱える子どもの日常生活と社会参加を支援するアプリ「アシストガイド」を提供

誰とでもコミュニケーションがとれる社会を

幅広いお客さまに
ご活用いただくために

障がいのあるお客さまにも、豊かなコミュニケーションや社会参加の一助として“ソフトバンク”の携帯電話を幅広くご利用いただけるよう、基本料などが割引になる「ハートフレンド割引」を提供しています。

ミライロIDが障害者手帳の
代わりとして利用可能に

ミライロID

「ハートフレンド割引」のお申し込みには障害者手帳の提示が必要ですが、株式会社ミライロが提供するスマートフォン向け障害者手帳アプリ「ミライロID」を障害者手帳の代わりとして利用することができます。

ミライロID(株式会社ミライロ)

手話カウンター/
遠隔手話窓口の設置

ハートフルアシスト

ソフトバンク渋谷では、聴覚に障がいのあるお客さまが、安心して機種選びや操作方法といった携帯電話に関する相談や契約などの手続きをしていただけるよう、手話スタッフが常駐する「手話カウンター」を2010年から併設しています。手話が分からないお客さまには筆談での対応も可能です。全国のスマホアドバイザー在籍店舗と手話カウンターをテレビ電話でつなぎ、ソフトバンククルーが手話でご案内する遠隔手話窓口のサービスも提供しています。

電話リレーサービス

障がい者の通信サービスへのアクセスやコミュニケーションの手段確保・向上を支援するために、「電話リレーサービス」を導入しています。本サービスは、聴覚や発話に困難のある方が手話通訳オペレーターなどを介して「手話」または「文字」と「音声」を通訳して電話をかけることにより、通話の相手方との意思疎通を可能とするサービスで、24時間・365日双方向での利用、緊急通報機関への連絡も可能です。

また、本電話リレーサービスを提供するため必要な費用を電話会社全体で応分に負担することが「電話リレーサービス制度」として義務付けられており、当社の携帯電話サービスやIP電話サービス、直収電話サービスなどをご利用いただいているお客さまに「電話リレーサービス料」の負担をお願いしています。「電話リレーサービス」のご利用方法などは一般財団法人日本財団電話リレーサービスのホームページをご確認ください。

[注]
  • 公共インフラとして制度化

手話学習アプリケーションの提供

ゲームで学べる手話辞典

実際の手話の動きを取り込んだ360度回転可能な3Dアニメーション※1で、約3,000語の手話を学べる手話学習アプリケーション「ゲームで学べる手話辞典」を提供しています。

手話利用者だけでなく、接客に携わる方や学校の先生など、日常生活において聴覚障がい者に接する機会のある方にもご利用いただくことで、人々の手話に対する関心向上の手助けになることを目指します。

手話アプリケーションとして初めて、公益社団法人東京聴覚障害者総合支援機構 東京都聴覚障害者連盟から推薦を受けたほか、一般財団法人 国際ユニヴァーサルデザイン協議会主催の「IAUDアウォード2014」において銀賞を受賞しています。

誰もがコミュニケーションできる世界を目指して 手話学習アプリケーション「ゲームで学べる手話辞典」を提供開始

[注]
  1. ※1
    実際の人の動きを多方面から、特殊なカメラで撮影(キャプチャー)して作成したモーションデータを3Dキャラクターに流し込んで作成しています。
  • 2020年5月から対応機種にAndroid を追加しました。

聴覚障がい者支援アプリケーション「こえとら」

聴覚障がい者支援アプリケーション「こえとら」

障がいのある方の豊かなコミュニケーションや社会生活をサポートするため、株式会社フィートの提供する聴覚障がい者支援アプリケーション「こえとら」に協賛しています。

「こえとら」は、聴覚障がい者が入力した文字を音声で再生し、健聴者が音声で入力した文を文字で表示することができるため、スマートフォンなどを利用して円滑なコミュニケーションを支援することが可能となります。

こえとらアプリサポートページ(株式会社フィート)

夢に向かって諦めずに
挑戦するアスリートを応援

スペシャルオリンピックスへの
協賛

公益財団法人スペシャルオリンピックス・日本

スペシャルオリンピックスは、知的発達障がいのある方たちに、さまざまなスポーツトレーニングと、その成果の発表の場である競技会を、年間を通じて提供している国際的なスポーツ組織です。スペシャルオリンピックスは非営利団体で、運営はボランティアと善意の寄付によって開催されています。

当社は2005年より継続して、公益財団法人スペシャルオリンピックス日本の活動に賛同し支援を行っています。

スペシャルオリンピックス日本の関係者さまには、無償で携帯端末の貸し出しを行うことで、イベントなどの実施の際に選手団やスタッフの連絡手段として、また選手の急病や怪我に対応するため同行する医師にも緊急連絡用としてご活用いただいています。

公益財団法人スペシャルオリンピックス・日本

パラアスリートを応援

夢に向かって諦めずに挑戦するパラアスリートを応援

何事にも諦めずに挑戦し続け、競技活動と業務の双方で努力しながら夢の実現を目指すパラアスリート(障がい者アスリート)を応援しています。競技活動と業務を安心して両立できる環境を提供するなど、競技活動のサポートを行うほか、彼らが今まで培った経験とICT(情報通信技術)の利活用によって社会の課題解決に取り組んでおり、さまざまな障がいのある人々が働きやすい多様性にあふれる企業を目指していきます。

所属アスリート

パラテコンドー 太田 渉子
(おおた・しょうこ)
  • パラテコンドー 太田 渉子(おおた・しょうこ)
    所属部署:
    CSR本部
  • 持ち前の明るさと粘り強さで障がい者スポーツの推進に取り組んでいます。また、社内制度の活用で得られる業務経験を生かし、自分自身のキャリアを広げつつ、選手としても活躍していきたいです。そして、選手活動を通じて、多くの人にスポーツの魅力を発信し、夢と希望を与えられる人を目指します。

    主な成績

    2014年4月にスキーを引退。障がい者スポーツの普及に携わるようになり、パラテコンドーを開始。

    テコンドー
    2021年
    • 東京パラリンピック テコンドー女子 58kg超級 7位
    2019年
    • 第8回 世界パラテコンドー選手権大会 銅メダル
    • USオープンパラテコンドー選手権大会 銅メダル
    • 2019 パンナムオープンパラテコンドー選手権大会 銅メダル
    2018年
    • 第4回 アジアパラテコンドーオープン選手権大会 銅メダル
    2016年
    • 第2回 アジアパラテコンドーオープン選手権大会 銅メダル
    スキー
    2014年
    • ソチ 2014パラリンピック冬季競技大会
      バイアスロン ショート6km:6位
      クロスカントリースキー スプリント1km:8位
      ミックスリレー:7位
    2010年
    • バンクーバー 2010パラリンピック冬季競技大会
      スプリント クラシカル1km:銀メダル
      バイアスロン パシュート:7位
    2006年
    • トリノ 2006パラリンピック冬季競技大会
      バイアスロン ロング:銅メダル

「スポーツ応援お父さん」で
エールを!

スポーツ応援お父さん

「スポーツ応援お父さん」は、夢に向かってあきらめずに挑戦するアスリートや子供たちを応援するマークです。太田さんが試合で使用する道着の胸と腕にプリントされており、競技活動と業務の両立を図りながら、夢に向かってパラテコンドーに励んでいることにエールを送る意味が込められています。