健康経営の推進

「心身の健康づくりに関する基本方針」にのっとり、社員の健康維持・向上を目指しています。また、社員一人一人が心身共に健康であることが、会社と個人の夢・志の実現に向けた原動力であり、社員の健康を維持・向上させることは重要な経営課題の一つと位置付け「健康経営宣言」を掲げています。

[注]
  1. 体制や各種施策は当社子会社であるSBアットワーク株式会社と共同で実施しています。

健康経営宣言

情報革命の新たなステージに挑戦し、成長し続けるためには、社員一人一人が心身共に健康で、常に活力あふれた集団であることが最も大事な基盤です。ソフトバンクらしく最先端のAI・ICTを積極的に活用し、社員とその家族の健康維持・増進に取り組む健康経営を推進します。

ソフトバンク株式会社
代表取締役 社長執行役員 兼 CEO
宮川 潤一

就業規則より抜粋

第6章 健康経営

(健康経営の理念)
第75条
会社は、「社員一人一人が心身ともに健康で、常に活力にあふれた集団であることが最も大事な基盤」という理念をもって経営をおこなう。

(健康保持増進)
第76条
会社は社員の心身の健康保持増進および安全かつ快適な職場環境の確立のために必要な措置を講ずるものとする。また、社員は会社が講ずる措置に協力し、自らの健康保持増進に努めるものとする。

健康経営推進体制

  • 健康経営推進体制図

心身の健康づくりに関する基本方針

  • ソフトバンクで働く社員が、心身ともに健康で夢・志を持って仕事に取り組むことができるよう、社員一人一人の健康をサポートします。
  • 一人一人が持てる力を十分発揮できるよう、安全で快適な職場環境の形成に取り組みます。
  • 社内外のステークホルダーからより信頼される企業グループとなるために、労働安全衛生関連法令およびこれに関するコンプライアンスを順守します。

外部からの評価

健康経営優良法人2021
大規模法人部門(ホワイト500)に認定

ホワイト500

従業員の健康管理を経営的な視点で考え、健康経営に積極的に取り組んでいる法人として、「健康経営優良法人2021 大規模法人部門(ホワイト500)」に認定されました。ホワイト500は2021年で3年連続の認定となります。

[注]
  1. 健康経営優良法人とは保険者と連携して優良な健康経営を実践している法人のことで、ホワイト500は経済産業省と日本健康会議が共同で顕彰している制度です。健康経営に取り組む優良な法人を「見える化」することで、社会的に評価を受けることができる環境を整備することを目指しています。

重点施策と目標・実績

健康経営の重点施策として「重篤な疾患の予防悪化防止」「喫煙率の低減」を掲げており、定期健康診断の結果から「定期健康診断有所見率」「喫煙率」を課題と捉えています。2020年度の実績では「特定保健指導完了率」は3年前より6%上昇し、「喫煙率」は就業時間内禁煙を段階的に取り入れたことで、30%台から20%台へ減少しています。

従業員に関するデータについては「ESGデータブック」で公表しています。

重篤な疾患の予防悪化防止

目標 2017年度 2018年度 2019年度 2020年度 2021年度
実績 実績 実績 実績 目標 実績
定期健康診断受診率 99.7% 99.9% 100% 100% 100%
精密検査受診率 55.5% 57.0% 53.8% 58.7% 60%
定期健康診断有
所見率
51.9% 54.7% 55.1% 57.9% 57.4%
特定保健指導完了率 30.1% 31.6% 32.9% 2021年11月に更新

喫煙率の低減

目標 2017年度 2018年度 2019年度 2020年度 2021年度
実績 実績 実績 実績 目標 実績
喫煙率 30.6% 29.9% 29.7% 26.8% 25.8%

その他

目標 2017年度 2018年度 2019年度 2020年度 2021年度
実績 実績 実績 実績 目標 実績
ストレスチェック
受検率
89.4% 90.1% 91.0% 84.7% 85%
以上
86.1%
高ストレス者率 12.9% 12.7% 13.3% 11.2% 13%
以下
11.8%
アブセンティー
イズム※1
4.9日 4.6日 4.6日 3.8日 5日
以下
プレゼンティー
イズム※2
19% 20% 19% 18%
[注]
  1. ※1
    傷病による欠勤・休職
  2. ※2
    当社健康意識調査より体調不良による業務効率低下を感じる日数。週3日以上・週1日~2日をカウント

社員の健康維持・増進

社員が心身ともに健康でいることができ、常に活力にあふれた組織を目指すため、健康管理、健康維持、健康改善に向けた取り組みを行っています。

健康管理の推進

ウェルネスセンターの設置

ウェルネスセンターの設置

SBアットワーク株式会社が運営する「ウェルネスセンター」と連携し、内科・精神科の産業医や、保健師・カウンセラーが常駐することで、心身に関する相談ができる環境を用意しています。

「ピアサポーター」制度の導入

「ピアサポーター」制度の導入

産業カウンセラーや安全衛生に関する資格を持つ社員が一定の選考とトレーニングを受けた上で、ボランティアとして職場内の身近な相談役となる「ピアサポーター制度」を導入しています。

定期健康診断の推進

定期健康診断の推進

病気の早期発見・早期治療を促進するために、定期健康診断の重要性を社員へ周知し受診促進に努めています。

実績 2018年 2019年 2020年
定期健康診断受診率 99.9% 100% 100%

ストレスチェックの実施

Wellness Eye

メンタルヘルスケアの一環として、グループ会社のSBアットワーク株式会社が提供するストレスチェックシステム「Wellness Eye」を定期的に全社員に促し実施することで、セルフケアによるメンタルヘルス不調の予防や職場改善に役立てています。

Wellness Eye Study動画学習の提供

Wellness Eye Study動画学習の提供

当社のグループ会社であるSBアットワーク株式会社が提供する「Wellness Eye Study動画学習」の動画コンテンツを全社員に提供しています。
メンタルヘルスやハラスメント、がん予防、喫煙などヘルスケアに関するコンテンツが充実しており、セルフケアやラインケアに役立てています。

ヘルスケアアプリ HELPOの提供

ヘルスケアアプリ HELPOの活用

当社のグループ会社であるヘルスケアテクノロジーズ株式会社が提供するHELPOアプリを導入しています。
唾液PCR受検やワクチン接種の予約・結果管理、オンライン健康医療相談や病院検索、一般用医薬品などの購入が可能です。

就業時間中の禁煙

就業時間中の禁煙

受動喫煙の防止および喫煙率の低下を目的に、就業時間中の禁煙を段階的に実施し、2020年4月から就業時間中を全面的に禁煙としています。全国の事業所内の喫煙所は、本社の移転を機に、2020年9月で撤廃しました。

[注]
  1. 世界保健機関(WHO)の禁煙革命の取り組みに賛同し、禁煙宣言を行っています。

社員の健康改善をサポート

社員がそれぞれ健康の改善をしたいと考える四つのテーマ別の情報発信や取り組みの場を提供し、サポートを行っています。

なお、本年度のセミナー開催については、新型コロナウィルスの感染防止対策としてオンラインを中心に実施しており、参加できない社員には社内のイントラサイトを通じてアーカイブ配信を用意しています。2020年では「食生活の改善」「運動の習慣化」「メンタルヘルスケアの向上」「女性特有の健康」をテーマにオンライン健康セミナー(定員300名)を全8回の予定で開催しました。

  • 「朝ヨガ・夜ヨガ」の開催
  • スマートミールの審査・認証を受けた弁当の販売やヘルシーメニューの提供(社員食堂)
食生活の改善
  • セミナーの開催
  • 食生活改善のためのeラーニング実施
  • スマートミールの審査・認証を受けた弁当の販売やヘルシーメニューの提供(社員食堂)
    [注]
運動の習慣化
  • 「朝ヨガ・夜ヨガ」の開催
    [注]
    • 参加満足度 平均90%以上
  • 体験型健康セミナーの開催
  • ウォーキングイベントの開催
  • ヘルスキーパーによるストレッチ教室の開催やストレッチ動画の公開
  • 社内クラブ活動の推奨
喫煙率の低下
  • メールマガジン「禁煙コラム」の配信
  • 肺年齢チェックのイベントを開催
  • 禁煙パッチ・ガム・外来の費用補助
    [注]
    • 2019年度実施:約200名
  • 保健師による禁煙相談
メンタルヘルスケアの向上
  • 睡眠セミナーの実施
  • セルフケア・ラインケアのeラーニング実施
その他
  • 感染症対策に関する取り組み実施
    • -全社員抗体検査の実施
    • -自社唾液PCR検査体制確立社員への実施
    • -ワクチン職域接種 社内外への提供
  • 風疹予防接種費用の一部補助
  • 女性特有の健康に関するセミナー開催やコラムの配信
  • ヘルスリテラシー向上を目的とした健康経営eラーニングの実施

職場環境の改善

働き方改革推進の一環として、社員がスマートに楽しく働くことを目的に、働き方に関するスローガン「Smart & Fun!」を掲げており、ワークライフバランスの推進を行っています。

年次有給休暇取得奨励日の設定

就業と休暇のメリハリをつけた働き方を促進することを目的に、プレミアムフライデーや、土日と祝日に1日だけ挟まれた平日、ゴールデンウイーク期間中の平日などを年次有給休暇の取得奨励日とし、より社員が有給休暇を取得しやすい環境を整えています。

実績 2018年 2019年 2020年
有給休暇取得率 76.5% 72.2% 61.8%

勤務間インターバル制度の導入

社員の生活時間や睡眠時間を十分に確保することを目的に、終業から次の始業まで一定の休息時間を設ける「勤務間インターバル制度」を導入し、全社員を対象として、終業から次の始業までに10時間以上の連続した休息時間を取ることを義務付けています。

ハラスメントのない職場づくり

部門別の研修やeラーニングなどにより従業員のハラスメントに対する啓発活動を行っています。万が一、問題が発生した際に速やかに適切な対応を取ることができるよう、「ハラスメント相談一次対応窓口」を設置し、まずはカウンセラーが話を聴いてその後の対応を一緒に検討しています。相談内容は守秘義務により厳重に取り扱われるため、安心して相談することができます。

パルスサーベイの導入

従業員の日々の充実度を測定する「パルスサーベイ」を独自開発し、2019年10月より導入しています。
毎月1回「仕事面・生活面・健康面」からなる全13問(3分程度)の設問に答えることで、自身のコンディションを把握するとともに、本人の同意のもとで上長と共有し、より良いコミュニケーションに役立てています。

治療と職業生活の両立支援

「がん」を理由とした通院、治療および治療後の体調不良(翌日)により勤務できない場合に利用できる「がん治療休暇」を設け、がん治療と職業生活の両立を行う従業員の働きやすい環境を整えています。

[注]
  • 積立年休での取得可

SDGsの達成に向けた、マテリアリティ「レジリエントな経営基盤の発展」

当社は「すべてのモノ、情報、心がつながる世の中を」をコンセプトに、SDGsの達成に向けて六つのマテリアリティ(重要課題)を設定しています。その中で「レジリエントな経営基盤の発展」として、テクノロジー活用による働き方改革と健康経営の推進に取り組む「先進的な職場環境による生産性の向上」を進めています。

レジリエントな経営基盤の発展(マテリアリティ)