プレスリリース(旧ソフトバンクテレコム) 2013年

多言語対応の観光クラウドサービス
「Japan2Go!」の提供開始について

2013年8月1日
ソフトバンクテレコム株式会社

ソフトバンクテレコム株式会社(以下「ソフトバンクテレコム」)は、観光事業に携わる自治体や団体、企業向けに、観光クラウドサービス「Japan2Go!(ジャパン・トゥー・ゴー)」※1の本格提供を開始します。

「Japan2Go!」は、低コストで容易にご当地観光アプリケーションが開発できる本格的なクラウド型のアプリケーション開発・配信プラットフォームです。ソフトバンクテレコムが「沖縄観光情報システムモデル機能強化事業」※2で構築した多言語対応の観光情報配信プラットフォームおよびスマートフォンアプリケーション「Okinawa2Go!」をベースに、大幅な機能強化を行い、正式サービスとして提供します。

「Japan2Go!」ではGPS位置情報を利用して周辺のスポット情報をスマートフォンへ配信し、来訪者・観光客の行動を誘発することで、今までにない多彩な観光体験を創出します。また、個人を特定しない形でアプリケーションユーザーの行動ログを取得することを可能とし、新たな観光施策の立案などに利用できる行動分析結果を提供することで、観光客の増加と地域活性化を支援します。また、「Japan2Go!」は公益社団法人日本観光振興協会が保有する全国15万件の観光データベースと、地域独自の観光情報や観光事業者の店舗情報を組み合わせた情報提供で、観光客の消費を促す機会を創出します。

今後は、コンテンツの拡散を目指し、複数のチャネル上で展開できるように、さまざまなプラットフォームやサービス事業者と連携するほか、さらに各地のアプリケーションを「Japan2Go!シリーズ」という効果的な共同プロモーションでサポートし、メディア価値を高めてまいります。

「Japan2Go!」の特長は次のとおりです。

  1. 独自コンテンツを使ったアプリケーションが短期間かつ低コストで開発可能

    アプリケーションのイメージとなるトップ画像を含む画像情報および観光・地域情報などのコンテンツをフォーマットに合わせて登録するだけで、本来開発にかかる期間を大幅に短縮し、さらに費用も抑えて開発することが可能で、期間を限定した利用にも適しています。

  2. 簡易なコンテンツ管理システムの提供

    登録専用のコンテンツマネジメントシステム(CMS)により、「Japan2Go!」に登録するコンテンツの修正・追加、画面デザインの修正などが、専門知識のない方でも簡単にパソコンやスマートフォン(対応OS:iOS 5.0以上)から随時可能です。また、写真と緯度・経度情報を使った観光データベースの作成が簡単にできるなど、観光情報の配信に重要な観光資産の管理、運用をサポートします。

  3. 利用者のデータ分析※3が可能

    個人を特定しない形でアプリケーションユーザーの行動ログが取得できるため、調査票の聞き取りなど、従来の調査方法などではわからなかった観光客や来訪者の行動や動態が把握でき、新たな観光施策の立案に生かすことが可能になります。

  4. 世界中のスマートフォンユーザーへの多言語での情報発信

    スマートフォンの世界的な普及により、情報収集ツールとしてスマートフォンを活用する旅行者が増える中、「Japan2Go!」に多言語コンテンツを登録し、アプリケーションの開発をすれば、世界中のスマートフォンユーザー向けに地域独自の観光情報を日本語、中国語※4、英語、韓国語で、表示発信することが可能です。

  5. 現地での回遊を促すさまざまな便利機能を搭載

    各アプリケーションには「リスト検索」「マップ検索」「旅の軌跡」などの基本機能に加え、AR(拡張現実)を用いた新たな情報配信や、地域独自の観光ルートの提供などのモデルルート機能を搭載し、最新情報による新たな旅のスタイルを演出します。

[注]
  • ※1Place to goを応用した観光ガイド情報を表す略として使用される「観光地2 Go!」からサービス名称を「Japan2Go!」とし、楽しい日本のイメージを表現した共通ブランドとして国内外に広く浸透することを目指します。
  • ※2内閣府による外国人受け入れ強化事業の一環で「ICTを活用した観光客受け入れ促進コンソーシアム」として2010年から2011年にかけて行われた沖縄観光促進のための実証事業。
  • ※3ログは全て総務省のガイドラインに準拠した内容で取得しています。
  • ※4簡体字、繁体字

「Japan2Go!」概要図

「Japan2Go!」概要図

アプリケーション機能

リスト検索 ご登録いただいたスポット情報の表示
周辺検索 現在地とスポット情報をコースにして表示
旅の軌跡 位置情報に基づいて移動した経路と写真の表示
AR カメラをかざすとスポット情報を画面上に表示
モデルコース スポット情報を繋げて独自コースの作成が可能
テロップ表示 地域の今の情報を配信
位置情報連動通知 設定した位置情報に近づいた利用者に情報を配信
多彩なCMS コンテンツの修正、追加、画面デザインの修正など瞬時にデータベースに反映

観光アプリケーションイメージ画像

観光アプリケーションイメージ画像

コンテンツ登録画面(CMS)

コンテンツ登録画面(CMS)

コンテンツアップローダー画面イメージ

コンテンツアップローダー画面イメージ
5分以内にコンテンツの更新が可能

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