あらゆるものをデータに変え、新たな価値を共創する
法人向けのIoTプラットフォームを提供
2017年7月20日
ソフトバンク株式会社
ソフトバンク株式会社(以下「ソフトバンク」)は、各種センサーデバイスなどからのデータを収集して、さまざまな価値につなげる法人向けのIoTプラットフォームを構築します。ソフトバンクは、このIoTプラットフォーム上で、デバイスやネットワーク、データストレージ、アプリケーションなど、IoT環境の構築に必要な要素をワンストップで提供します。
ソフトバンクは、このIoTプラットフォームをパートナー企業とIoT事業を共創する基盤として展開し、さまざまなソリューションを提供することで新しい価値を創造していきます。
ソフトバンクのIoTプラットフォームの特長
1. IoTに適した多様な通信プロトコルに対応
IoT通信は通常のインターネット通信と異なり、データサイズが小さく、一定間隔で通信が行われるのが特徴です。また、IoTデバイスは低消費電力であることが求められます。少量データで低消費電力であるIoT通信に適した通信プロトコルのMQTT(Message Queue Telemetry Transport)やCoAP(Constrained Application Protocol)、OMA Lightweight M2Mに対応し、さらにインターネットで標準的に使われているHTTPにも対応することで、さまざまな種類のIoTデバイスから接続が可能です。また、ソフトバンクが提供する「LoRaWAN™」や、現在商用サービスの提供に向けて準備中のCat.M1、NB-IoT(NarrowBand-IoT)といったLPWA(Low Power Wide Area)ネットワークとの接続もサポートします。
2. 国際標準に準拠したデータ保存とデータ取得
M2MやIoTの国際標準である「oneM2M」に準拠しており、IoTデバイスから収集したデータはoneM2Mのデータ形式で保存されます。ソフトバンクのIoTプラットフォームを利用するパートナー企業は、oneM2Mで定義された形式で蓄積されたデータを、いつでも自由にインターネット経由で取得することが可能です。
3. デバイス管理とファームウエアアップデート
OMA Lightweight M2Mプロトコルを使用したIoTデバイスのファームウエアアップデート機能を提供します。パートナー企業はソフトバンクのIoTプラットフォームを介して、デバイスのファームウエアアップデートを一括で実施することができ、またデバイスごとのファームウエアの状態を管理することもできます。
4. APIの公開による柔軟な開発環境の提供と開発支援
1~3を、パートナー企業が各種アプリケーションで柔軟に利用するためのAPIをワンストップで提供します。また、今後追加されるIoTプラットフォームの機能や、ソフトバンクが保有するAPIを開放していくことで、ソリューションのさらなる拡充を進めるとともに、開発者を強力に支援します。
ソフトバンクのIoTプラットフォーム概念図
ソフトバンクのIoTプラットフォームに関するお客さまからの問い合わせ先
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- LoRaWAN™の名称は、Semtech Corporationの商標です。
- Wi-Fiは、Wi-Fi Allianceの登録商標です。
- Bluetooth®は、米国Bluetooth SIG, Inc.の登録商標です。
- SoftBankおよびソフトバンクの名称、ロゴは、日本国およびその他の国におけるソフトバンクグループ株式会社の登録商標または商標です。
- その他、このプレスリリースに記載されている会社名および製品・サービス名は、各社の登録商標または商標です。
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