プレスリリース 2017年

エス・アンド・アイへの出資および
AI事業におけるIBM Watson日本語版の展開強化について

2017年7月12日
ソフトバンク株式会社

ソフトバンク株式会社は、エス・アンド・アイ株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:藤田 和夫、以下「エス・アンド・アイ」)の株式の43.5%(議決権比率)を、日本ユニシス株式会社(本社:東京都江東区、代表取締役社長:平岡 昭良、以下「日本ユニシス」)から2017年4月3日付で取得しました。AIの活用がさらに進む時代において、ビッグデータ事業に注力する日本ユニシスとシステム構築・開発に強みを持つエス・アンド・アイ、IBM Watson日本語版(以下「IBM Watson」)を展開するソフトバンクの3社の協力が、各社の事業の成長戦略に不可欠との判断に至り、3社合意のもと実現しました。ソフトバンクはこの新たな協力関係を生かし、IBM Watsonの展開を一層強化します。

エス・アンド・アイは、1987年の創立以来、企業やデータセンターのネットワーク基盤の統合や仮想化、CTI※1関連システムの構築、アプリケーション開発など、ICTプラットフォーム環境の提供を行ってきた企業です。今後は、これまで培った技術力を生かしながら、IBM Watsonを軸にしたビッグデータの分析および利活用を、新たな注力事業として推進することを目指しています。ソフトバンクは2016年2月より、日本アイ・ビー・エム株式会社とIBM Watsonを日本で共同展開し、企業向けソリューションの販売などを行っています。今後、エス・アンド・アイと連携し、IBM Watson Explorer※2を活用したソリューションなどさらなる付加価値をお客さまに提供することを目指していきます。

本件に関して、日本ユニシスおよびエス・アンド・アイが、本日以下の発表を行っています。

エス・アンド・アイについて

エス・アンド・アイは、1987年の設立から現在に至るまで、企業やデータセンターにおけるICT基盤の統合や仮想化、IPテレフォニー、コンタクトセンターのシステム構築、さらに各種ミドルウェア・アプリケーションの開発など、常にお客さまが求めるシステムの構築、運用技術を磨いてまいりました。昨今ではスマートデバイス活用を中心とした各種サービスやソリューション、IoT分野やビッグデータ分析にも注力し、これまで蓄積した技術を活用し、よりお客さまの事業を支援するソリューション、サービスの提供を行っています。

[注]
  • ※1
    Computer Telephony Integrationの略で、電話とコンピュータの統合システムのこと
  • ※2
    構造化および非構造化のコンテンツにアクセスして分析するテクノロジー・プラットフォーム
  • IBM、IBM Watsonは、世界の多くの国で登録されたInternational Business Machines Corporationの商標です。
  • SoftBankおよびソフトバンクの名称、ロゴは、日本国およびその他の国におけるソフトバンクグループ株式会社の登録商標または商標です。
  • その他、このプレスリリースに記載されている会社名および製品・サービス名は、各社の登録商標または商標です。
  • プレスリリースに掲載されている内容、サービス/製品の価格、仕様、お問い合わせ先、その他の情報は、発表時点の情報です。その後予告なしに変更となる場合があります。また、プレスリリースにおける計画、目標などはさまざまなリスクおよび不確実な事実により、実際の結果が予測と異なる場合もあります。あらかじめご了承ください。