
HRテック
優秀な人材を採用し、長く活躍してもらうため、
テクノロジーで何ができるのか?
ソフトバンクの事例をもとに紹介します。
HRテックとは?
HR(ヒューマンリソース)× テクノロジー人事課題を解決する
採用、配置、労務管理など、多岐にわたるHRの課題を、AIやクラウド、ビッグデータなどのテクノロジーによって解決する、HRテック。初期コストを抑えたSaaS型のサービスが次々と生まれていることで、大企業だけでなく中小企業にもHRテックの裾野は広がり、2019年度のHRテック市場の規模は355億円(出所:ミック経済研究所)と、近年注目を集めています。

HR領域
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採用
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配置
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労務管理
テクノロジー
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AI・IoT
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クラウド
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ビッグデータ
HRテックが
注目される背景






テクノロジーを活用し、
戦略的に採用、育成、定着を図り
強い組織をつくる
労働人材の確保が困難、かつ、働きやすい環境整備が急務な中、データを可視化・収集・蓄積し、状況を正確に把握した上で、HR施策を戦略的に遂行していかなければなりません。HRテックは、変化する経営環境の中で企業が持続的に成長するための、キーファクターとなっています。

なぜ、ソフトバンクなのか?
ソフトバンクのSmart & Fun!な働き方改革


Smart & Fun!とは
社員がスマートに楽しく仕事をして、 よりクリエイティブ、
よりイノベーティブなことへ、 取り組めるような状態

ソフトバンク自身が
モデルケースとなり、
日本企業のHRテック
推進をサポート!
ソフトバンクでは、業務効率化により創出した時間を新規事業や自己成長に利用する「Smart & Fun!な働き方改革」を推進しています。HRテック領域においても、すでに成果が生まれ始めています。
ソフトバンク社内で推進される
HRテックの全容を公開!
ソフトバンクの
HRテック
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採用採用活動の効率化
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配置エンゲージメント向上
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労務管理労務管理の効率化

エントリー

優秀な人材を採用するためには、より多くの応募を集め、マッチする人材を選考しなくてはならない。採用向け情報発信に、大量のエントリーシートのチェック。ソフトバンク人事部の工数もかさんでいく。

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VRオフィスツアー
VRで職場環境・社員の雰囲気を知ってもらい、企業理解・志望度向上につなげる。
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No.1採用
スポーツや学術など何かのNo.1になった学生のみが応募できる採用制度。

従来、すべて人がチェックしていたエントリーシートを、IBM Watson®のAIソリューションを活用して評価判定。判定の結果、不合格になったシートだけを人事部がチェックすることで、大幅に業務効率を改善した。
面接

求職者に移動の負担をかけてしまう採用面接。1次、2次と回数を重ねるごとに負担も重なっていく。また、定性的な情報からの判断になるため、明確な評価基準も課題に…。


ソフトバンクは2021年度新卒採用より、動画面接を導入予定。学生は既定の質問に対して回答している動画を撮影。動画プラットフォーム「HARUTAKA」を介して、提出する。動画面接を1次面接として、対面での面接以前のスクリーニングを強化する予定。
関連ソリューション
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HARUTAKAは動画採用面接ツール。いつでもどこでも、短時間で選考可能な「録画選考機能」と、離れた場所でもリアルタイム面接が可能な「ライブ面接機能」で、母集団の形成と採用プロセスの効率化と精度向上をサポートします。
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SHaiNはAIが面接官になり、いつでもどこでも面接を受けることができるツール。面接結果は専門スタッフが分析し、評価レポートを提出。企業の採用プロセスの効率化と、面接基準の統一化をサポートします。
人事とのコミュニケーション

就職活動中の学生から面接やESについて、入社が決まった内定者からも入社準備について、人事部にあらゆる質問が。学生からの問い合わせ対応も人事部の時間を奪っていく・・・。


問い合わせの1次対応をIBM Watsonを搭載したLINEのチャットボットで巻取り。チャットボットで対応できない問い合わせのみをメールと電話で対応したことで、問い合わせの80%をチャットボットで自動化。

ジョブローテーション

社員の適性や能力に応じて、最適な部署に配属・育成することで、社員満足度を向上し、離職を防ぐ。そのためにソフトバンクではさまざまな調査、分析、予測を、HRテックにより行っている。

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FA(社内公募)制度
自ら希望する部門やグループ会社に手を挙げ、選考を経て異動を実現できる仕組み。2015年度から導入され、400名以上の社員が希望部署・グループ会社に異動。
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自己申告制度
年に1回、社員が現在の職場への適応状況やチャレンジしたい業務を自己申告することで、本人の適正や将来のキャリアを考慮した配置・配属につなげる。
関連ソリューション
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採用から入社後まで、人事情報を一元管理できるタレントマネジメントシステム。ばらばらだった人事データを集計、分析できるようにすることで、データに基づいた科学的な人事が可能になる。
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AIを活用したクラウド型の人事支援サービス。DX人材の発掘・育成、最適な配置の提案、社員のメンタルヘルスのサポートなど。人事データを活用した生産性向上のための支援をする。
人材育成

人材定着を図るため、ソフトバンクでは集合研修や検定のほか、HRテックを活用したオン・ボーディングも実施している。



ソフトバンクの法人営業では、1人の営業が扱う商材は約1,000にのぼる。そこで、営業への商材の情報提供や事例共有を動画プラットフォーム「ビジュアモール ムービーライブラリ」で実施。法人直販営業の90%が毎週動画を閲覧している。また、働き方改革の推進にあたっては、クラウド型eラーニングシステム「AOMAI」を活用した管理職向け講座を実施。約80%の管理職が講座に「満足」と回答した。
関連ソリューション
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AOMAIはソフトバンクが提供するクラウド型eラーニングシステム。マルチデバイス対応で手軽にコンテンツを視聴可能。人事担当者の負担軽減や教育コストの削減に。
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ビジュアモール ムービーライブラリは法人向け動画共有サービス。クローズドな環境で、動画の共有、閲覧が可能。社内の情報伝達を効率的に行うことができます。

勤怠管理

多様な働き方を実現するためには、労務管理のルールやオペレーションも柔軟である必要がある。ソフトバンクでは働きやすさ推進のため、デジタル化の推進とそれに合わせた就業規則の変更を実施している。

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顔認証入館
顔認証による入退館管理で、オフィスの入館証が不要に。AI画像認識が社員を識別し、勤怠データとの連携も可能。勤怠、ビル管理の煩雑な業務を効率化する。
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スーパーフレックス
コアタイムを撤廃し、各社員が業務の状況に応じて始業時刻・就業時刻を変更できるスーパーフレックス制を導入。メリハリをつけた働き方で生産性と成果を最大化する。
関連ソリューション
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KING OF TIMEはクラウド型の勤怠管理システム。シンプルで使いやすいシステムで、勤怠をリアルタイムに把握できます。勤怠管理の作業効率化、コスト削減に。
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高精度なAI画像認識による顔認証システム。ビルの入退館管理の効率化や小売店でのマーケティング活用にも。その他、顔認証SDKで多様なビジネスニーズに対応が可能。
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シフトマニアは勤務シフトを最適化するクラウドサービス。煩雑なシフト表作成業務をAIが自動作成。業務効率を向上させることができます。
職場環境

社員のパフォーマンスを最大化できる環境を用意する。そのために、ソフトバンクではHRテックで社員の状況を把握。社員の心身の健康維持・増進を全面的にサポートする。



ソフトバンクでは、社員の日々の充実度を測定するため、パルスサーベイを独自で開発。「仕事」「生活」「健康」に関する簡易調査を毎月行い、上司と部下のコミュニケーション活性化につなげています。
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ストレスチェック
社員が心身ともに健康な状態で働けるように、ソフトバンクでは定期的にストレスチェックを実施。
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福利厚生
社員満足度の向上、そして安定した生活基盤を提供することによる人材定着のため、ソフトバンクでは福利厚生制度を充実。
関連ソリューション
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ビジネス・コンシェル ワークエコは働き方改革支援サービス。人事評価サポート、勤怠管理、ストレスチェック、安否確認などの機能で、より良い職場づくりをサポート。
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業界No.1の総合福利厚生サービス「ベネフィット・ステーション」にさまざまなサービスを加えたオリジナルプラン。従業員が会員サイトから利用できるため、申請や認証に手間も不要。
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