お客さま
岐阜県恵那市
岐阜県恵那市は、江戸時代の情緒あふれる「岩村城下町」と雄大な渓谷「恵那峡」など、豊富な観光資源を有しています。しかし、観光客の属性や動態が不明瞭なためプロモーションを効果的に実施できないという課題がありました。そこで同市は、ビッグデータ分析による興味関心層の把握、その結果をもとにしたYahoo!広告、位置情報と通信キャリアデータによる来訪計測を実施するデジタルマーケティング施策に着手。結果、イベント来訪者数が39%増加する誘客効果に加えて、観光客層の可視化に成功。今後の施策に生きる成果を得られました。
「広告を見た人が実際に訪れたか、訪れた人がどんな客層かを把握できたので、今後はこのデータをもとに施策ごとの効果も予測できるようになると思います」
岐阜県恵那市 観光交流課
大島 宗士 氏
岐阜県恵那市は、令和3年度から恵那市観光ビジョンを推進。基本方針である「恵那らしさを追求した稼ぐ観光地」を目指し、あらゆる施策を展開しています。
その中でも、観光客誘致のためのプロモーション施策の1つとして、紙媒体のパンフレットやチラシを活用してきました。しかし、紙であるがゆえに、効果検証ができないことが課題でした。
観光客の人物像や興味関心、行動を把握していないことでターゲットを定めることが難しかった当時の状況を、恵那市 観光交流課の大島氏は次のように語ります。
「観光でいらっしゃるお客さまがどんな人で、どこに訪れているのか、全く把握できていませんでした。これまではPRもパンフレットなどの紙媒体で行っていたので、それをどんな方に見ていただいて、そして実際に来訪いただけているのかのデータが取れてなかった。その点に課題認識を持っていたので、狙うべきターゲットをきちんと把握していきたいと考えていました」(大島氏)
恵那市役所本庁舎
デジタル施策を検討していた恵那市は、人流データを活用した長崎市の事例をソフトバンクから紹介されたことで検討を本格化。デジタル田園都市国家構想交付金TYPE1が活用できたことが決定打となり、2022年に民間データを活用したデジタルマーケティングに着手しました。具体的な施策展開は次の3ステップで行われました。
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