株式会社竹中工務店 WorkOffice+導入事例 株式会社竹中工務店 WorkOffice+導入事例
株式会社竹中工務店 WorkOffice+導入事例
株式会社竹中工務店

会議室予約や空調の制御をアプリで可能にし、従業員の利便性向上とともに環境貢献を実現

株式会社竹中工務店

課題
脱炭素への貢献促進、幅広いニーズに対応したサービスの実現

業界
建設

組織の規模
5,001人以上

導入サービス
WorkOffice+

1899年創立の株式会社 竹中工務店では、建設業界をリードする立場から建築を通じた社会貢献や環境配慮を企業方針として掲げています。その一環として、建物運用時の二酸化炭素排出量を削減する取り組みを始めましたが、環境に配慮したビルを設計するだけでなく、いかにして利用者に効率的なビルの使い方を促すかも課題でした。

そこで、ビルの利用状態を可視化するなどの機能を備えた「WorkOffice+」を導入し、エリアごとの混雑状況確認や使っていない照明のOFFなどを手元の端末からできるようにすることで、利用者の利便性とビルの省CO2化の両立を実現しました。


「『WorkOffice+』を導入することで環境への貢献とビル使用者の利便性を両立したソリューションを作り上げることができました」

株式会社 竹中工務店
東京本店設計部環境設計グループ長 兼設計本部 アドバンストデザイン部
シニアチーフデザイナー 中川 浩明 ⽒


既存ビルの二酸化炭素排出量削減が悩みの種だった

総合建設業者としてさまざまなビルや建築の設計・施工を手掛けている株式会社 竹中工務店では、「脱炭素」という社会的な求めに建設業の立場から貢献したいという思いを抱えていましたが、その実現には課題があったと環境設計グループと設計本部を兼務する中川氏は語ります。

「近年、環境保護の観点から二酸化炭素排出量を削減する『脱炭素』の動きが世界的に広がっています。日本政府も2020年10月、温室効果ガスの排出を2050年までにゼロにすることを目指すと発表しました。こうした潮流をキャッチアップしていくことは、企業の社会的責任を満たす上で重要です。当社は建設業ですので、自社ビルはもちろん、お客さまから受注し建設したビルについても、お客さま側の炭素排出量目標の達成に貢献するものでなければなりません。しかし、建物は経年によりエネルギー効率が劣化し、二酸化炭素排出量が増加してしまいます。こうした既存ビル=ストックビルの二酸化炭素排出を抑えながら顧客に利用を継続してもらうためにはどうすればよいかと、長年頭を悩ませていました」(中川氏)

ビルの効率的な利用促進とそのパッケージ化を目指して「WorkOffice+」を導入

こうした状況の中、竹中工務店ではビルの利用を効率化するソリューションの開発がスタートしました。

「データを活用してビルを管理する『スマートビル』プロジェクトを立ち上げ、2020年から『ビルコミプラス』というクラウドサービスの開発に着手しました。これはビル内の設備を制御するシステムを診断し、その時々の状態にあわせて利用効率を最適化するもので、設備の更新工事をせずにソフトのアップデートのみで運用性能を高めることが可能なソリューションです」(中川氏)

しかし、大きな目的であるビルの二酸化炭素排出量抑制を実現するためには設備側のアップデート機能だけでは不十分で、ビルを利用する一人一人のアクションを省CO2化に貢献するものに変えていく必要がありました。

「当社はこれまで、お客さまのニーズに応じて構造や設備が異なるビルを数多く手掛けてきましたが、それぞれのビルに対して効率的な使い方を検討し、一棟ずつご提案することは非現実的でした。しかし、当社はBtoB事業が中心なので幅広いニーズに対して提供できる形にまとめることや、さまざまな利用者に向けて標準化したパッケージを構築するのはハードルがありました」(中川氏)

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  • 掲載内容は2023年4月現在のものです。

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