
世界の代表的なESG指数である
「DJSI World」に選定されました。
DJSI(Dow Jones Sustainability Index)は、S&P Dow Jones Indices社(米国)が作成する代表的なESG(環境・社会・ガバナンス)指数であり、企業の持続可能性(サステナビリティ)に関心を持つ世界中の投資家にとって、重要な投資選択基準の一つとなっています。本指数の構成銘柄は、世界の時価総額上位3,500社を対象として、企業の経済・環境・社会面でのサステナビリティを評価し、毎年各産業グループの上位10%が「DJSI World」として選定されています。
今年度は世界で333社(日本企業は37社)が構成銘柄として選定され、日本国内で選定された企業の中で、ソフトバンクは最高スコアを獲得しており、「Telecommunication Services」の産業グループにおいて、日本で唯一の選定となります。
代表的な指数の特徴・一覧
パッシブ運用/アクティブ運用など投資の分野で広く参考にされている株価指数は、各国・地域の代表的な企業から約200~500銘柄を選定し構成されています。「DJSI World」は、ESGを対象とした指標でありながら、対象エリアを世界に広げて、333銘柄を厳選し指数を構成しています。
株価指数 | ESG指数(大型銘柄) | 全般的指数(大型銘柄) | |||
---|---|---|---|---|---|
Index名 | DJSI World | FTSE4Good Index Series | MSCIジャパンESGセレクト・リーダーズ指数 | S&P500 | JPX日経400 |
概要 | 世界の時価総額上位3,500社を評価対象として、毎年各産業グループの上位10%が「DJSI World」として選定 | FTSE Russell社が環境・社会・ガバナンスに関する評価基準を満たした銘柄で構成されており、GPIF(年金積立金管理運用独立行政法人)が採用するESG指数の一つ | MSCIジャパンIMI指数構成銘柄の中から、ESG評価に優れた企業を選別して構築される指数 | ニューヨーク証券取引所やNASDAQに上場および登録されている約500銘柄を時価総額で加重平均し指数化 | 東証のプライム市場、スタンダード市場、グロース市場に上場する企業の中から選ばれた400銘柄で構成 |
国 | 世界 | 世界 | 日本 | 米国 | 日本 |
銘柄数※1 (企業数) |
333 (日本企業37社) |
1,694 | 265 | 503 | 400 |
株価指数 | Index名 | 概要 | 国 | 銘柄数※1 (企業数) |
---|---|---|---|---|
ESG指数(大型銘柄) | DJSI World | 世界の時価総額上位3,500社を評価対象として、毎年各産業グループの上位10%が「DJSI World」として選定 | 世界 | 333 (日本企業37社) |
FTSE4Good Index Series | FTSE Russell社が環境・社会・ガバナンスに関する評価基準を満たした銘柄で構成されており、GPIF(年金積立金管理運用独立行政法人)が採用するESG指数の一つ | 世界 | 1,694 | |
MSCIジャパンESGセレクト・リーダーズ指数 | MSCIジャパンIMI指数構成銘柄の中から、ESG評価に優れた企業を選別して構築される指数 | 日本 | 265 | |
全般的指数(大型銘柄) | S&P500 | ニューヨーク証券取引所やNASDAQに上場および登録されている約500銘柄を時価総額で加重平均し指数化 | 米国 | 503 |
JPX日経400 | 東証のプライム市場、スタンダード市場、グロース市場に上場する企業の中から選ばれた400銘柄で構成 | 日本 | 400 |
※1 2023年7月末時点、※公開情報などを基に当社にて作成
ソフトバンクのESGを
支える取り組み
環境Environment
ネットゼロを推進し
脱炭素社会を牽引
当社グループは、2050年までに温室効果ガス排出量(Scope1,2,3)の「ネットゼロ」の実現を目指しています。自社の事業活動や電力消費などに伴い排出される温室効果ガス排出量(Scope1,2)を2030年までに実質ゼロにする、「カーボンニュートラル2030宣言」を目標に掲げるとともに、取引先などで排出される温室効果ガス(Scope3)の排出量も含めたサプライチェーン全体での排出量を2050年までに実質ゼロにするために、グループ一丸となって取り組んでいます。
また、2030年までに自社の通信事業において必要な電力を再生可能エネルギーで100%まかなう目標を掲げ、再エネ電力を調達する取り組みなどを進めています。
通信事業において大量の電力を消費する基地局の使用電力については、2022年度には72.1%の再エネ化を達成しています。
ガバナンスGovernance
レジリエントな経営基盤の発展
コーポレート・ガバナンス体制の高度化を図るとともに、ステークホルダーの皆さまとの継続的な対話を通じて、社会に信用される誠実な企業統治を行っています。
ガバナンスの高度化
コーポレート・ガバナンスの強化と経営の透明性遵守により、社会に信用される誠実で公正な企業統治を行います。
もっとみる
コンプライアンス順守
「ソフトバンク行動規範」に基づき、日常業務の中で高い倫理観と責任感を持ったコンプライアンスの実現に取り組んでいます。
もっとみる
強固な情報セキュリティ
情報セキュリティを常に進化させることで、DXによる変革を支えながら、安心して利用いただけるサービスを提供します。
もっとみる
イノベーションInnovation
ビジネス・イノベーションの推進
最先端テクノロジーを活用し、中長期視点で企業の成長と持続可能な社会の実現を両立させる事業を生み出すことで、当社のサステナビリティ・トランスフォーメーション(SX)を推進していきます。
HAPS
世界中に通信ネットワークをつなぐ「ユビキタスネットワーク」の構築を推進しています。高度約20㎞を飛行する成層圏通信プラットフォーム「HAPS」は、通信ネットワークが整っていない場所や地域に安定したインターネット接続環境の構築が可能となる他、災害時にも途絶えることなく通信を提供することができます。
もっとみる
WOTA BOX
排水の98%以上を再利用可能にすることで、いつでもどこでも、安全安心の水を使うことができる「WOTA BOX」。
災害時をはじめ、使える水が少ない状況でも利用可能です。現代社会の水に関する課題に、構造から解決に挑んでいます。
もっとみる
HELPO
全ての人がいつでも・どこでも、最先端の医療ケアや、病気の早期発見・予防医療を受けられて、健康を維持することができる環境づくりを推進しています。一人一人が抱えている、心や身体の悩みに寄り添うヘルスケアアプリ「HELPO」は、健康医療相談からオンライン診療まで対応しています。
もっとみる