宇野バスと「バス自動運転サービスの実用化に向けた実証」で
合意し、岡山県赤磐市で自動運転バスの試乗会を実施

2018年4月13日〜15日
宇野自動車株式会社
岡山県赤磐市
SBドライブ株式会社

SBドライブは、2018年4月6日に宇野自動車株式会社(通称:宇野バス)と「バス自動運転サービスの実用化に向けた実証」に合意し、岡山県赤磐市で4月13〜15日に自動運転バス試乗会を開催しました。

先進モビリティ株式会社が日野リエッセをベースに改造した自動運転バスを利用し、赤磐市役所から県道253号線に出て私立中央図書館を回るルートを走行しました。自動運転のレベルは「レベル3」で行い、緊急時のためのドライバーとして、宇野バスの運転手に乗車いただきました。

4月13日には出発式を行い、新聞やテレビなど多くのメディアの方に取材にお越しいただきました。

(左)出発式の様子、(右)出発式にお越しいただいた多くの報道陣

(左)赤磐市公式マスコットのあかいわモモちゃん、(右)赤磐市役所を出発する自動運転バス

3日間の試乗会で赤磐市民を中心に376人の方に自動運転バスに試乗していただきました。車内ではSBドライブの社員が自動運転の仕組みを説明しました。乗車された方はディスプレーに表示された制御コンピューターの様子やハンドルが自動的に制御されている様子を興味深くご覧になっていました

一般車両と交通量の多い県道を自動運転バスが走行しました。

車内の様子。皆さまカメラで自動運転の様子を撮影されていました。

試乗会では、自動走行での「正着制御(バス停に寄せて停車する技術)」や、「キャッシュレス決済(ICカード決済)」を体験してもらいました。

(左)正着制御中の自動運転バス、(右)バスと縁石の間隔が数センチメートルで制御しています

(左)使用したICカード、(右)キャッシュレスでもスムーズにご乗車されていました

SBドライブは、単に「自動でバスを走行させる」だけではなく、実用化を見据えて自動運転バスの運行に必要な技術の開発やソリューションの用意も行なっています。

自動運転バスに、安心して、スムーズに乗れる、移動がより便利になる、より楽しくなる、そんな世界の早期実現を宇野バスと協力して目指します。