プレスリリース 2020年

ソフトバンクの最先端技術を体感できる
技術展「ギジュツノチカラ」を開催

~5GからBeyond 5Gの世界まで体験可能!~

2020年8月21日
ソフトバンク株式会社

ソフトバンク株式会社(以下「ソフトバンク」)は、さまざまな最先端技術を体感できる技術展「ギジュツノチカラ」を開催します。「ギジュツノチカラ」はバーチャル技術展として、特設サイト(https://www.softbank.jp/corp/business/advanced/gijyutsunochikara/)から360度の視点でご覧いただくことができ、実際の会場を移動しているかのようにお楽しみいただけます。特設サイトは2020年9月7日から一般公開予定です。

「ギジュツノチカラ」は、リアル&リモートで多種多様なLIVEエンターテインメントを世界に発信する「Mixalive TOKYO(ミクサライブ東京)」(東京都豊島区)で実施する技術展です。第5世代移動通信システム(以下「5G」)から5Gの先(Beyond 5G)の世界まで、ソフトバンクの先端技術を活用したイノベーティブな取り組みを、「XR Live」「Digital ART」「5G LAB」「Broadcast」「HAPS」「6G」をテーマに紹介します。

ソフトバンクは、モバイル通信やインターネットが人々の生活を支える社会基盤としてさらなる高度化が求められるニューノーマルな時代において、スマートフォンだけではなくあらゆるデバイスからいつでもどこでもつながり、通信速度や通信容量の面でもストレスなく使えて、そして低遅延なモバイルネットワークを実現していきます。こうした未来のネットワーク実現のため、ソフトバンクは2つの挑戦をしています。「HAPS」は通信ネットワーク拡張の挑戦で、電波がエリアの隅々まで届くことを目指して、無線基地局を搭載した無人飛行機を成層圏に飛ばすことで、地上の広大なエリアに通信ネットワークを提供します。もう一つの挑戦が「6G」で、モバイル通信の利用周波数を拡張するものです。モバイル通信で使用する周波数には限りがあり、5Gでは新たにミリ波帯が実用化されました。6Gではミリ波帯よりもさらに高い周波数で、通信用途では未知なる可能性を持ったテラヘルツ帯の実用を目指しています。

また、ソフトバンクのBeyond Carrier戦略として、5Gをはじめとした先進ネットワークを活かした新たなサービスや体験も提供しています。特に5Gでは高速な無線通信と、端末から近いネットワーク上にMECサーバーを設置したことにより、プログラムがネットワークで実行されていることに気づくことなく、高度で複雑な処理が必要なことをスマートフォンでできるようになりました。ソフトバンクのコンテンツ配信サービス「5G LAB」では、すでにその世界感を提供しており、ゲームのトラフィック処理はすべてネットワーク上のMECサーバーで実行し、その結果のみを端末で表示しています。また、「XR Live」「Digital ART」も同様の技術で実現しています。その結果、高度なコンテンツの提供と、インタラクティブな体験を提供することが可能になります。その他、「Broadcast」では、映像の未来を提案します。映像と配信のニーズは、コミュニケーションやリモートワークをする上でますます高まってきています。映像と配信がより身近になり、誰でもどこでもライブ中継や動画制作、編集、そして配信までを行える世界を実現していきます。

[注]
  1. Multi-access Edge Computing:端末から近い位置にデータ処理機能を配備することで、通信の最適化や高速化を実現することができる技術。

展示内容

名称 概要
XR Live ライブ視聴者が一体となって演出に参加し、ライブ演出を創出します。講談社のVRアイドル「Hop Step Sing !」のライブを、スマートフォンを活用してインタラクティブに応援し、その結果がアイドルの衣装に反映される新たなライブ体験を展示します。
Digital ART 5GとMECサーバーを活用することで、複雑な計算処理を用いたアート表現を可能にします。また、「XR Live」と同様にスマートフォンを使ってインタラクティブにアートを鑑賞できます。アーティスト「脇田玲」の「Hidden Superb View-隠された絶景」の作品を展示しています。
5G LAB ソフトバンクが提供する5Gサービスを体験できます。VRやAR、クラウドゲーミングなど5G 時代ならではの臨場感溢れる視聴体験を実現するコンテンツ配信サービスを展示します。
Broadcast 5Gを活用することで、これまでの映像制作を容易にします。5Gスマートフォンで映像を撮影し、クラウドで映像の編集・制作を実施して、配信まで行える映像プラットフォームを紹介します。複数の5Gスマートフォンで撮影した映像を合成したり切り替えたり、AI処理でリアルタイムにモザイクをかけたりするなど、撮影から配信まで体験できます。
HAPS 成層圏を飛行する機体の10分の1スケールの模型や、機体に搭載する無線基地局のモックを展示します。また試験飛行の映像もご覧いただけます。
6G 2017年から開始したテラヘルツ通信の研究成果として、6G時代におけるスマートフォンでの活用を想定して開発に成功した、テラヘルツ無線通信用の超小型アンテナを展示します。

会場イメージ

ギジュツノチカラ
HAPS
6G
5G LAB
BaaS
  • SoftBankおよびソフトバンクの名称、ロゴは、日本国およびその他の国におけるソフトバンクグループ株式会社の登録商標または商標です。
  • その他、このプレスリリースに記載されている会社名および製品・サービス名は、各社の登録商標または商標です。