プレスリリース 2020年

日進市とソフトバンクが、
子育て支援等の事業連携に関する協定を締結

2020年2月18日
日進市
ソフトバンク株式会社

愛知県の日進市(市長:近藤 裕貴)とソフトバンク株式会社(本社:東京都港区、代表取締役 社長執行役員 兼 CEO:宮内 謙、以下「ソフトバンク」)は、ICT(情報通信技術)を活用し、日進市における「日進市子ども・子育て支援事業計画」※1のさらなる推進を図ることを目的とした、子育て支援等の事業連携に関する協定を締結しましたのでお知らせします。この連携協定の締結は、「日進市子育て支援等の官民連携に関する提案募集」にソフトバンクが応募し、採用されたことによるものです。また、ソフトバンクが子育て支援に特化した連携協定を締結するのは初めてです。

日進市は、都市近郊にありながら緑豊かな環境に恵まれ、子育て世代の転入の増加や、毎年千人近い出生があることから、子育てへのニーズが高く、「日進市子ども・子育て支援事業計画」のさらなる推進が必要となっています。ソフトバンクは、「日進市による子育て支援の提案募集」に対し、ICTを活用して子どもの成長・発達記録を電子化したウェブサービスや、保育士の業務負荷軽減を図るアプリ、AI(人工知能)、RPA※2、IoTを活用した子育て関連の事務の効率化などの提案を行った結果、子育て支援事業の課題解決に実現性があると判断され、両者による連携協定の締結が実現しました。

今後日進市とソフトバンクは、両者が有するノウハウや人的ネットワーク等を施策・事業の展開に活かし、相互に連携して保育や子育て環境の整備に関する行政課題の解決を図り、市民サービスの充実に向けて取り組んでいきます。

1. 締結日

令和2(2020)年2月18日

2. 連携事項

  1. (1)
    子育てアプリやウェブサービスなど、子育てに関する情報発信に関すること
  2. (2)
    母子手帳や障がい児を支援するサポートブックなどの電子化に関すること
  3. (3)
    ICTを活用した子育て支援に関すること
  4. (4)
    子育て部門の業務におけるAI、RPA、IoTの活用に関すること
  5. (5)
    その他、子育てに関するサービスの向上や費用削減に関すること

3. 今後の予定

令和2(2020)年度から、ソフトバンクのICTを活用したウェブサービス「成長ログサービス※3を導入し、情報発信を強化するとともに、母子手帳やサポートブックを電子化します。その他、子育て支援の充実に向け、保育士の業務負荷軽減を図るアプリの活用等に関する連携に取り組みます。

[注]
  1. ※1
    子育て中の保護者を対象にした調査結果に基づき、日進市が子育て支援の指針として2015年3月に策定した計画。
  2. ※2
    RPA(Robotic Process Automation:ロボティック・プロセス・オートメーション)は、ソフトウエアロボットが業務プロセスを自動化することを指します。
  3. ※3
    自治体向けに提供しているICTを活用したウェブサービスで、健康や成長に関する情報発信や、住民との関わりをより深めることができる機能などを備えています。
  • SoftBankおよびソフトバンクの名称、ロゴは、日本国およびその他の国におけるソフトバンクグループ株式会社の登録商標または商標です。