プレスリリース 2019年

<添付資料1 本経営統合のスキーム図>

現状(本日時点)
①本件共同公開買付け
(LINE株式等の共同
公開買付け)
及び
②本件スクイーズアウト手続
  1. ソフトバンク及びNAVERらは、共同して、LINEの非公開化を目的として、本件共同公開買付けを実施します。なお、本件共同公開買付けについて、2020年5月から6月には開始することを目指しており、公開買付期間は30営業日以上とすることを予定しておりますが、国内外の競争当局における手続等に要する期間を正確に予想することが困難な状況ですので、本件共同公開買付けのスケジュールの詳細については、決定次第速やかにお知らせいたします。また、買付代金は、約3,720億円を見込んでおり、ソフトバンク及びNAVERらがそれぞれ50%の買付けを行う予定です。
  2. 本件共同公開買付けが成立し、本件共同公開買付けにおいて本対象株式等の全てが取得されなかった場合には、LINEの株主をソフトバンク及びNAVERらのみとし、LINEを非公開化するための、株式の併合その他の方法を用いたスクイーズアウト手続を行い、LINEの株主に対して本件共同公開買付けにおける公開買付価格と同額の対価を交付します。
③ZHD株式公開買付け
及び
④本社債発行(LINE
による社債の発行)
  1. 汐留Zホールディングスが保有するZHD株式の全部を取得することを目的として、LINEがZHD株式公開買付けを行います。なお、ZHD株式公開買付けについて、2020年9月上旬には開始することを目指しておりますが、国内外の競争当局における手続等に要する期間を正確に予想することが困難な状況ですので、ZHD株式公開買付けのスケジュールの詳細については、決定次第速やかにお知らせいたします。また、買付代金は、買付予定数(2,125,366,950株)にZHD株式公開買付けに係る公開買付価格(348円(但し、(ⅰ)ZHD株式公開買付け開始日の前営業日のZHD株式の東京証券取引所市場第一部における終値又は(ⅱ)同日までの過去1か月間の終値の単純平均値のうち低い金額に対して5%ディスカウントした金額(1円未満の金額については切り捨てます。)が348円を下回る場合には、当該金額))を乗じた金額となりますが、具体的な金額は未定です。
  2. ZHD株式公開買付けの決済に先立ち、LINEは、ZHD株式公開買付けの買付代金を確保するために、ソフトバンクを引受先とする社債の発行を行う。なお、ソフトバンク及びNAVERは、本社債発行に係る払込金額をZHD株式公開買付けにおける買付代金相当額とすることに合意しています。
⑤本合併(汐留Zホール
ディングスとLINEの
合併)
及び
⑥本件JV化取引
(ソフトバンク及びNAVERらのLINEの
議決権割合を50:50
とする調整取引)
  1. ZHD株式公開買付けの決済の完了後、汐留Zホールディングスを吸収合併消滅会社、LINEを吸収合併存続会社とする吸収合併を行い、LINEは、2019年9月30日時点におけるLINE及びZHDの各発行済株式総数(自己株式を除く)を前提として、本合併の対価として、LINE株式180,882,293株の新株を発行し、その全てを汐留Zホールディングスの親会社であるソフトバンクに対して割当て交付します。なお、本合併は2020年10月の効力発生を予定しております。
  2. ZHD株式公開買付けの決済開始日の前日までに、ソフトバンク及びNAVERらの間におけるソフトバンクの保有するLINE株式の一部のNAVERらに対する譲渡を行い、本合併の効力発生直後のソフトバンク及びNAVERらの保有するLINEの議決権割合を50:50とします。なお、ZHD株式公開買付け及び本件JV化取引を経て、LINEはソフトバンクの連結子会社となります。
⑦本会社分割(LINE
による全事業のLINE
承継会社への分割)
  1. 本合併の効力発生と同時に、LINEが新たに設立するLINE承継会社に対してLINEの全事業(但し、ZHD株式及び本経営統合に関してLINEが締結した契約に係る契約上の地位その他吸収分割契約において定める権利義務を除く。)を承継させる吸収分割を行います。なお、本会社分割は2020年10月の効力発生を予定しております。
⑧本株式交換
(ZHDとLINE承継会社の
株式交換)
  1. 本会社分割の効力発生後、ZHDを株式交換完全親会社、LINE承継会社を株式交換完全子会社、その対価をZHD株式とする株式交換を行います。なお、本株式交換の交換比率(LINE承継会社の株式1株に対して交付するZHDの株式の割当比率)は11.75であり、本株式交換の効力発生は2020年10月を予定しております。
本経営統合後