プレスリリース 2019年

ソフトバンク、Etisalat、Singtel、Telefónicaによる
グローバル・サイバーセキュリティー・アライアンスに
AT&Tが参画

  • グローバル通信事業者の経営資源や能力を結集し、巧妙化するサイバー攻撃の脅威からさまざまなビジネスを保護
  • AT&Tの参画によりアライアンスのグローバル化を推進

2019年3月7日
ソフトバンク株式会社

ソフトバンク株式会社(以下「ソフトバンク」)、Etisalat、Singtel、Telefónicaの4社共同で2018年4月に発足した、世界初のグローバル・サイバーセキュリティー・アライアンス「Global Telco Security Alliance」(以下「本アライアンス」)は、このたび通信事業者のグローバルリーダーであるAT&Tが本アライアンスに参画することをお知らせします。

本アライアンスは、世界の主要な通信事業者が結集し、巧妙化するサイバー攻撃への対策を支援する、包括的な企業向けサイバーセキュリティーソリューションを提供することを主な目的としています。

今回参画したAT&Tは、広範なサイバーセキュリティーへの対応力と技術を有しており、最近ではインターネットセキュリティーソフトを提供するAlienVault社を買収し、サイバーセキュリティーへの対応力をさらに強化しています。これにより、あらゆる規模の企業へ効果的なサイバーセキュリティーソリューションを提供するという、同社のビジョンを推進しています。

今回のAT&Tの参画により、世界中の顧客へ本アライアンスの知見とベストプラクティスの提供が、さらに強化されます。AT&Tを加えた参画企業5社の合計で、6,000人以上のセキュリティー専門家による専門知識と、28カ所以上のセキュリティーオペレーションセンターのグローバルネットワークの活用が可能となり、企業にとって最適なサイバーセキュリティーソリューションを全世界へ効率的に提供できるようになります。なお、5社の合計で、アジア太平洋、欧州、中東、アメリカの60カ国以上で、12億人以上の顧客を有することになります。

AT&TのCybersecurity Solutions部門のプレジデントであるBarmak Meftah氏は、次のように述べています。
「北米の通信事業者として初めて、本アライアンスのメンバーになれたことをうれしく思います。ハッカーは組織化されたコミュニティー内で協力し合い、巧妙なサイバー攻撃を行っています。今こそ通信事業者が共に協力し合い、そのサイバー攻撃を打破するようなイノベーションを提供することが重要だと考えます。それにより、世界中のお客さまが自らのデジタル資産に対して、素早く脅威を検知して対応することが可能になると考えています」

本アライアンスは、今後も新たな参画メンバーを受け入れるとともに、順次活動領域を世界中に拡大していく予定です。

AT&T Communications Inc.について

AT&T Communications Inc.はAT&T Inc.(NYSE:T)傘下の企業です。アメリカ第一応答者ネットワーク庁(FirstNet)をはじめとする政府機関や、Fortune誌のトップ1,000社の大半の企業にサービスを提供しており、直近では次世代の5Gネットワークの構築を進めています。さらに、「DIRECTV」や「DIRECTV NOW」を通じて話題性のあるエンターテインメントを提供しています。
詳細は、こちらをご覧ください。

Etisalat Groupについて

Etisalat Groupは、新興市場における世界有数の通信事業グループの一つです。Etisalatの時価総額は1,480億AED(403億米ドル)、2018年の営業利益は524億AED、純利益は86億AEDとなっており、世界で最も収益性の高い通信事業グループとして位置づけられています。AA-/Aa3という高い信用格付けは、Etisalatの強力なバランスシートの裏づけとなっています。
アブダビに本拠を置くEtisalatは、40年前にUAEに設立され、同国初の通信事業者となりました。国際的な優良企業であるEtisalatは、中東、アジア、アフリカの15カ国1億4,100万人の加入者に革新的なソリューションとサービスを提供しています。

Singtelについて

Singtelは、アジアの大手通信事業グループであり、次世代の通信、テクノロジーサービス、インフォテインメントにわたるサービス群を個人および企業へ提供しています。個人向けにはモバイル、ブロードバンド、テレビなどを統合したサービスを、企業向けにはモビリティーソリューション、データホスティング、クラウド、ネットワークインフラ、アナリティクス、サイバーセキュリティーソリューションなどを、幅広く提供しています。Singtelグループは、アジア、オーストラリア、アフリカに拠点を持ち、22カ国7億人以上のモバイルユーザーにサービスを提供しています。企業のインフラとテクノロジーサービスは21カ国362都市にわたり、428以上のお客さま窓口も設置しています。
詳細は、こちらをご覧ください。Twitterは、こちらをご覧ください。

Telefónicaについて

Telefónicaは、時価総額および顧客数において、世界最大の通信事業者のうちの一つです。モバイル、固定およびブロードバンドの最高品質のネットワーク、革新的なデジタルソリューションのサービス群を持ち、さまざまな顧客のニーズに対応し、新たな収益の成長を捉えることができる「デジタル通信事業者」として自ら変革を続けています。Telefónicaは、成長戦略の重点拠点であるスペイン、ヨーロッパ、中南米を中心に17カ国に拠点を設け、3億5,000万の顧客を有しています。
詳細は、こちらをご覧ください。

  • SoftBankおよびソフトバンクの名称、ロゴは、日本国およびその他の国におけるソフトバンクグループ株式会社の登録商標または商標です。
  • その他、このプレスリリースに記載されている会社名および製品・サービス名は、各社の登録商標または商標です。