プレスリリース 2018年

ソフトバンクとアイルランドのダブリン市、
ダブリンのスマートシティ化に向けた連携協定を締結

2018年6月26日
ソフトバンク株式会社
ダブリン市議会

ソフトバンク株式会社(以下「ソフトバンク」)とアイルランドのダブリン市議会(Dublin City Council、以下「DCC」)は、2018年6月、DCCが進めるダブリンの「スマートシティプログラム」および「スマートドックランド地区における取り組み」において連携協定を締結しましたのでお知らせします。両者はスマートシティの取り組みに関する情報やノウハウを交換し、実証実験(Proof of Concept、以下「PoC」)を行い、将来のスマートシティに最適なユースケースを追求します。

今回、両者はPoCの活動計画を策定し、ダブリンが誇る世界有数のテクノロジーエコシステムを通して、さまざまなスマートシティ・ソリューションのトライアルに協力して取り組みます。ソフトバンクはグローバルIoTプラットフォームをダブリンに試験的に導入します。両者は、他の都市でも規模に合わせて容易に展開可能なソリューションを導き出すことを目指します。

また、本協定は、ソフトバンクが産業界や教育研究機関、起業家と協力し、ダブリンや市民にとって有益な成果をもたらしながら、自治体の課題を共同で解決して、サービスを改善することを可能にします。

DCCのChief Executive オーウェン・キーガンは、次のように述べています。
「DCCは、ソフトバンクがわれわれのスマートシティプログラムに加わることを歓迎します。この連携協定はダブリンをスマートシティ革命の最前線に位置付けるとともに、スマートシティの技術を現実のものにする好機となるでしょう。われわれは、ダブリンをスマートシティ化する『スマートダブリン』を通して活動計画を策定し、世界的なスマートテクノロジーの先進的な実証実験エリアとなる『スマートドックランド地区』にパイロットモデルを集約することに全力で取り組みます」

ソフトバンク 代表取締役 副社長執行役員 兼 CTOの宮川 潤一は、次のように述べています。
「われわれは、日本でのスマートシティ分野における豊富な経験を共有し、われわれのグローバルIoTプラットフォームを活用することで、DCCと協業できることを楽しみにしています。ソフトバンクは、世界的に拡大可能なソリューションを築くことで、ダブリンの発展や将来の成長に貢献できると確信しています」

ダブリンはアイルランドの首都であり、130万人以上の市民がいます。DCCは、ダブリンをスマートシティ化する「スマートダブリン」を通して、世界的なスマートシティの技術革新の最前線に立つという大きな目標を掲げています。

「スマートドックランド地区」は、「スマートダブリン」の先進的な実証実験エリアで、スマートシティとして独自の潜在能力を有しています。この地区には世界有数のハイテク企業・研究所・ベンチャー企業が集まり、スマートシティの活用例を生み出しています。詳細はこちらをご覧ください。

セレモニーの開催について

本連携協定締結にあたり、セレモニーを2018年7月26日にダブリンで開催します。セレモニーへの参加申し込みや質問は、以下のメールアドレスへご連絡ください。

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