お知らせ 2020年

「魔法のプロジェクト2020 ~魔法のMedicine~」の
教育関係者・保護者向けオンラインセミナーを開催

2020年7月13日
ソフトバンク株式会社

ソフトバンク株式会社(本社:東京都港区、代表取締役 社長執行役員 兼 CEO:宮内 謙)と東京大学先端科学技術研究センター(所在地:東京都目黒区、所長:神崎 亮平)は、人型ロボット「Pepper」※1やスマートフォン、タブレットなどの携帯情報端末を活用して、障がい児※2の学習・生活支援を行う実践研究プロジェクト「魔法のプロジェクト2020 ~魔法のMedicine~」の協力校※3の取り組み事例などを紹介するセミナーを、2020年8月から9月にかけてオンラインで開催します。

「魔法のプロジェクト2020 ~魔法のMedicine~」全国セミナー

協力校の教員と、これまでのプロジェクト※4での実績を基に認定された、質の高い学習・生活支援を実践できる「魔法のティーチャー」が、ロボットや携帯情報端末を活用した実践事例を発表します。また、東京大学先端科学技術研究センターの中邑 賢龍教授による、障がいのある子どもたちが抱える学びや生活面での困難に対し、ICT(情報通信技術)を活用してどのように解消できるかをテーマとした講演を予定しています。

1. 主催

ソフトバンク株式会社、東京大学先端科学技術研究センター

2. 後援

文部科学省

3. 協力

「魔法のプロジェクト2020 ~魔法のMedicine~」の協力校および協力自治体

4. 開催スケジュール

  • 8月22日(土) 午後1時~午後4時 (オンライン入室開始時刻 午後0時30分)
  • 9月12日(土) 午後1時~午後4時 (オンライン入室開始時刻 午後0時30分)

5. セミナー参加対象者

特別支援教育関係者・保護者をはじめ、どなたでもご参加いただけます。

6. 参加費

無料

7. 申し込み方法

セミナーの内容に関する詳細と申し込み方法およびオンラインでの参加方法は、下記のウェブサイトをご覧ください。2020年7月13日から受け付けを開始しています。

「魔法のプロジェクト」ウェブサイト

「魔法のプロジェクト2020 ~魔法のMedicine~」について

障がい児の学習・生活支援を促進することを目的に、特別支援学校などにタブレットやロボットなどを一定期間無償で貸し出し、学習や生活の場で活用してもらい、その具体的な事例を研究・公開しています。2020年4月から2021年3月末までの1年間、地方自治体を含む69団体に合計192台のタブレットやPepperなどを貸し出し、所属する児童・生徒・学生と教員などを2人1組にした計73組が事例研究を行っています。

[注]
  1. ※1
    ソフトバンクグループ株式会社が実施する「Pepper 社会貢献プログラム」の一環として、社会課題解決支援のためにこのプロジェクトに無償貸与される人型ロボット「Pepper」を活用しています。
  2. ※2
    認知やコミュニケーションに困難のある障がい児、自閉症、読み書き障がい、知的障がい、肢体障がい、聴覚障がいなどを含みます。
  3. ※3
    「魔法のプロジェクト2020 ~魔法のMedicine~」の協力校は、2020年4月30日付のプレスリリースをご覧ください。
  4. ※4
    携帯電話を活用した障がい児の学習支援「あきちゃんの魔法のポケットプロジェクト」(2009年度実施)、iPadを活用した障がい児の学習支援「魔法のふでばこプロジェクト」(2011年度実施)、支援を学習の場だけでなく生活の場に広げた「魔法のじゅうたんプロジェクト」(2012年度実施)、これらのプロジェクトの集大成として行った「魔法のランププロジェクト」(2013年度実施)、特別支援学校、特別支援学級の障がい児に加え、初めて通常学級の発達障がい児も対象にした「魔法のプロジェクト2014 ~魔法のワンド~」(2014年度実施)、個々の児童・生徒の特性に合わせた支援を強化した「魔法のプロジェクト2015 ~魔法の宿題~」(2015年度実施)、教員志望の学生や若手教員の育成を強化した「魔法のプロジェクト2016 ~魔法の種~」(2016年度実施)、新たに人型ロボット「Pepper」を活用した「魔法のプロジェクト2017 ~魔法の言葉~」(2017年度実施)、指導の記録を取得し効果を示す「魔法のプロジェクト2018 ~魔法のダイアリー~」(2018年度実施)、「魔法のプロジェクト2019 ~魔法のWallet~」(2019年度実施)。