お知らせ 2019年
台風第15号による携帯電話ネットワークへの影響と
全復旧に向けて実施した取り組みについて
2019年9月18日
ソフトバンク株式会社
このたびの令和元年台風第15号により被災された皆さまに、心よりお見舞い申し上げます。
台風第15号に伴い、下記の地域で携帯電話サービスがご利用しづらい状況となっておりましたが、2019年9月18日午後5時38分に、影響のあった全ての地域においてサービスエリアが復旧しましたので、お知らせします。
当社は、影響発生直後より対策本部を設置し、早期に本格的な復旧支援体制を確立するために、全国から人員招集および復旧機材の搬送を開始しました。復旧に向けて、移動基地局車や可搬型基地局、可搬型衛星アンテナ、移動電源車、可搬型発電機合計480台を速やかに現地に搬入し、給電作業やエリア確保に努め、10日間で延べ6,042人が復旧活動に携わりました。
お客さまには、大変ご迷惑をお掛けしましたことを深くお詫び申し上げます。
記
(発生日時)
2019年9月9日(月)午前1時頃
(復旧日時)
2019年9月18日(水)午後5時38分
(原因)
台風第15号に伴う停電および伝送路支障の影響等
ネットワーク復旧に向けた取り組み
復旧活動の経緯
9月9日(月) |
対策本部を設置 関東地方の社員を中心に復旧活動を開始 全国の拠点から応援社員の招集および復旧機材の搬送を開始 |
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9月10日(火) | 応援社員が合流し、復旧活動のサポート |
9月15日(日) | 一部の山間部を除くサービスエリアが概ね復旧 |
9月18日(水) | 全てのエリアが復旧 |
投入した機材:合計480台
移動基地局車 | 31台 |
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移動電源車 | 6台 |
可搬型基地局 | 50台 |
可搬型衛星アンテナ | 50台 |
可搬型発電機 | 343台 |
復旧作業に携わった人員数
10日間延べ6,042人
具体的な取り組み
- 停電の影響を受けた基地局に対し、移動電源車や可搬型発電機による給電作業を行うとともに、移動基地局車や可搬型基地局、可搬型衛星アンテナを現地に投入し迅速なエリア確保を実施。
- 倒木などの影響により、復旧が必要な基地局が設置されている敷地への進入が困難な場合には、現地の状況にあわせ、周辺に可搬型基地局や可搬型衛星アンテナを優先的に投入。
- 一定速度を超える強風を観測した市町村においては、被害拡大を最小限にとどめるため、沿岸部を中心に基地局の点検作業を実施。
- 千葉県内4カ所に復旧作業の拠点や仮設給油所などを設置。
(影響のあった地域)
以下の一部地域
都道府県 | 対象エリア(市区町村) |
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千葉県 | 千葉市若葉区、銚子市、館山市、木更津市、茂原市、成田市、佐倉市、東金市、旭市、勝浦市、市原市、鴨川市、君津市、富津市、袖ケ浦市、八街市、印西市、南房総市、匝瑳市、香取市、山武市、いすみ市、香取郡(多古町、東庄町)、山武郡(芝山町、横芝光町)、長生郡(一宮町、睦沢町、長柄町、長南町)、夷隅郡(大多喜町、御宿町)、安房郡鋸南町 |
東京都 | 大島町、利島村、新島村、神津島村 |
神奈川県 | 小田原市、南足柄市、足柄下郡(箱根町、湯河原町) |
静岡県 | 熱海市、三島市、伊東市、下田市、伊豆市、賀茂郡(東伊豆町、河津町、南伊豆町、松崎町、西伊豆町)、田方郡函南町 |