お知らせ 2019年

「魔法のプロジェクト2019 ~魔法のWallet~」の
教育関係者・保護者向けセミナー開催のお知らせ

2019年6月11日
ソフトバンク株式会社

ソフトバンク株式会社(本社:東京都港区、代表取締役 社長執行役員 兼 CEO:宮内 謙)と東京大学先端科学技術研究センター(所在地:東京都目黒区、所長:神崎 亮平)は、人型ロボット「Pepper」※1やスマートフォンやタブレットなどの携帯情報端末を活用して障がい児※2の学習・生活支援を行う実践研究プロジェクト「魔法のプロジェクト2019 ~魔法のWallet~」の協力校※3の取り組み事例などを紹介するセミナーを、2019年7月から8月にかけて東京・福岡・沖縄・大阪の4カ所で開催します。また、ICT(情報通信技術)ツールの活用事例の紹介や、子どもの困難の見立てと指導のポイントに関する指導者育成セミナーとして、「テクノロジーが支える学びへの意欲」を東京で開催します。これらのセミナーは6月11日から参加申し込み受け付けを開始しました。

「魔法のプロジェクト2019 ~魔法のWallet~」全国セミナー

協力校の教員と、これまでのプロジェクト※4での実績をもとに認定された、質の高い学習・生活支援を実践できる「魔法のティーチャー」が、ロボットや携帯情報端末の活用事例を発表します。また、東京大学先端科学技術研究センター 中邑 賢龍教授による、障がいのある子どもたちが抱える学びや生活面での困難に対しICTを活用してどのように解消できるかをテーマとした講演を予定しています。

1. 主催

ソフトバンク株式会社、東京大学先端科学技術研究センター

2. 協力

「魔法のプロジェクト2019 ~魔法のWallet~」の協力校

3. 開催スケジュール

7月27日(土) 東京都 東京大学先端科学技術研究センター 3号館南棟 ENEOSホール
8月5日(月) 福岡県 黒崎ひびしんホール
8月10日(土) 沖縄県 沖縄空手会館
8月25日(日) 大阪府 大阪医科大学看護学部(北キャンパス)講堂

4. セミナー参加対象者

特別支援教育関係者・保護者をはじめ、どなたでもご参加可能です。

5. 参加費

無料

6. 申し込み方法

本日から受け付けています。セミナーの内容に関する詳細と申し込み方法は、下記ウェブサイトをご覧ください。

「魔法のプロジェクト」ウェブサイト

指導者育成セミナー「テクノロジーが支える学びへの意欲」

家庭への普及が進む最新のICTツールの活用事例の紹介や、子どもの困難の見立てと指導のポイントに関するワークショップなどを行います。また、大阪医科大学LDセンター顧問の竹田 契一・大阪教育大名誉教授(特別支援教育)による講演「学びにくさとテクノロジーの活用」を予定しています。

1. 主催

ソフトバンク株式会社、東京大学先端科学技術研究センター

2. 開催日時

7月28日(日)午前10時~午後4時30分

3. 開催場所

ソフトバンク株式会社(港区東新橋1-9-2 汐留住友ビル)

4. セミナー参加対象者

特別支援教育関係者

5. 参加費(税抜き)

「魔法のプロジェクト2019 ~魔法のWallet~」採択者:無料
「魔法のプロジェクト2019 ~魔法のWallet~」研究協力者:2,000円
一般:5,000円

6. 申し込み方法

本日から受け付けています。セミナーの内容に関する詳細と申し込み方法は、下記ウェブサイトをご覧ください。

「テクノロジーが支える学びへの意欲」ウェブサイト

「魔法のプロジェクト2019 ~魔法のWallet~」について

障がい児の学習・生活支援を促進することを目的に、特別支援学校などにタブレットやロボットなどを一定期間無償で貸し出し、学習や生活の場で活用してもらい、その具体的な事例を研究・公開しています。2019年4月から2020年3月末までの1年間、特別支援学校など58団体に合計123台のタブレットやスマートフォン、「Pepper」、マイクロコンピューターの「micro:bit(マイクロビット)」を貸し出し、所属する児童・生徒・学生と教員などを2人1組にした計64組が事例研究を行っています。

[注]
  1. ※1
    ソフトバンクグループ株式会社が実施する「Pepper 社会貢献プログラム」の一環として、社会課題解決支援のためにこのプロジェクトに無償貸与される人型ロボット「Pepper」を活用しています。
  2. ※2
    認知やコミュニケーションに困難のある障がい児、自閉症、読み書き障がい、知的障がい、肢体障がい、聴覚障がいなどを含みます。
  3. ※3
    「魔法のプロジェクト2019 ~魔法のWallet~」の協力校は、2019年4月18日付のプレスリリースをご覧ください。
  4. ※4
    携帯電話を活用した障がい児の学習支援「あきちゃんの魔法のポケットプロジェクト」(2009年度実施)、iPadを活用した障がい児の学習支援「魔法のふでばこプロジェクト」(2011年度実施)、支援を学習の場だけでなく生活の場に広げた「魔法のじゅうたんプロジェクト」(2012年度実施)、これらのプロジェクトの集大成として行った「魔法のランププロジェクト」(2013年度実施)、特別支援学校、特別支援学級の障がい児に加え、初めて通常学級の発達障がい児も対象にした「魔法のプロジェクト2014 ~魔法のワンド~」(2014年度実施)、個々の児童・生徒の特性に合わせた支援を強化した「魔法のプロジェクト2015 ~魔法の宿題~」(2015年度実施)、教員志望の学生や若手教員の育成を強化した「魔法のプロジェクト2016 ~魔法の種~」(2016年度実施)、新たに人型ロボット「Pepper」を活用した「魔法のプロジェクト2017 ~魔法の言葉~」(2017年度実施)、「魔法のプロジェクト2018 ~魔法のダイアリー~」(2018年度実施)。
  5. ソフトバンクの教育に関する取り組みは、「教育支援」のページをご覧ください。
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  • その他、このお知らせに記載されている会社名および商品・サービス名は、各社の登録商標または商標です。