プレスリリース(旧ソフトバンクテレコム) 2005年

ICTツールで時間の価値が大きく向上、ライフ・ワークバランスの充実へ
「ライフスタイリスト」トライアルの結果報告
~次世代育成支援対策推進へ向けてトライアル継続~

2005年4月12日
日本テレコム株式会社

日本テレコム(本社:東京都港区、社長:倉重 英樹)は、新しいライフスタイル・ワークスタイルの創造を目指しICT技術を活用しトライアルを行うと共に、参加者が昨年の12月からブログを公開してきましたが、2005年3月末の終了に伴い、トライアルの結果をまとめましたのでお知らせいたします。

  • 「ライフスタイリスト」トライアルとは:日本テレコムの6人の社員モニターが様々なICT技術と人事制度を活用し、それによって生活と仕事を両立させ、かつ充実させる実験です。
  • ICT…Information Communication Technology

本トライアルでは、ICT技術の活用で個人にとっての時間価値の向上と共に、生活と仕事を両立させ、かつ充実させることが可能であること、またテレワーク支援制度などの人事面の環境整備と自己管理能力が必要であることを確認しました。

トライアルの結果は次の通りになります。

トライアル中の各人の業績について

それまでほぼ100%出社して行っていた仕事について、30%から40%については自宅などの会社以外の場所で行った。(必要な場合は出社)しかし、上司からの業務に対する評価については、下がっていない。

トライアル参加者が感じた仕事と生活についての改善

(1)細切れ時間の再生

細切れで活用不可能だった時間が活用できるようになり、決裁、相談がタイムリーに行え、効率化するなど仕事の充実をはかれ、それが生活の充実につながっている。

(2)個人の生活リズムの実現

生活のリズムを自分に合わせて作り出すことができ、健康的な生活を実現できるとともに、家事を家族と役割分担するといった円満な生活につなげられている。

(3)オン、オフを同時に実現し精神的安らぎを実現

いつでも子供や熱帯魚をいつも身近なものとすることができ精神的な安らぎ、満足を得ることができた。

また、ネットワーク保守などのこれまでテレワークに向かないと想定していた仕事についても、仕事を分類することでテレワークが可能という指摘があります。

社員モニター別の詳細については別紙をご覧ください。

2005年4月1日から次世代育成支援対策推進法が施行されています。 日本テレコムもこれに沿って、行動計画を策定し、次世代育成支援への取り組みを開始しております。今回の結果を踏まえICTツールを積極的に導入し、新しいワークスタイルの実践と育児ライフの充実の両立を目指す活動に参加する社員のブログを4月下旬から公開していく予定です。 新ブログでは、前回のトライアルに参加した社員2名(育児中)が実践を通じてレポートし、新た参加する社員1名については、日本テレコムの次世代育成支援対策への取組み内容と他の育児中社員の現状などをレポートしていく予定です。

今後も、日本テレコムは、新しい働き方を導入・実践し、ブロードバンド時代に新しいライフスタイル・ワークスタイルの創出を提唱していきます。

以上

これまでの「ライフスタイリスト」トライアルは下記のURLを参照して下さい。

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