プレスリリース 2016年

IoT機器向け低消費電力LTEモジュールを開発~将来的には、電池駆動で10年以上稼働する超低消費電力モジュールへ進化~

2016年7月20日
ソフトバンク株式会社

ソフトバンク株式会社(以下「ソフトバンク」)は、Altair Semiconductor(アルティア社、本社:イスラエル)および太陽誘電株式会社と協力し、IoT機器向けのLTEモジュールを開発しました。今回開発した小型・低消費電力モジュールは、3GPPが定める通信速度などに関する標準化規格「カテゴリー1」に準拠したチップ(通信速度:上り最大5Mbps、下り最大10Mbps)を搭載しており、2017年前半にIoT機器を取り扱う企業向けに提供を開始します。

さらにこのモジュールは、3GPPが定める無線通信に関する最新の標準化規格「リリース13」にも対応可能で、今後ソフトバンクのLTEネットワーク側が「リリース13」に対応することにより、電池駆動で10年以上稼働する超低消費電力モジュールへ進化します。

今後は、特に電池駆動が期待されているガスや水道メーターの自動検針、高齢者や子どもの見守りなど、すぐれた通信機能と超低消費電力を生かし、あらゆるIoT機器への搭載を促進していきます。

[注]
  • 稼働年数は、通信レスポンスや通信回数などの条件によって異なります。

LTEモジュール

LTEモジュール

Altair Semiconductor(アルティア社)

ソニー株式会社のグループ企業で、イスラエルを拠点とし、高性能で低消費電力、低コストなIoT向けLTEモデムチップを提供。

太陽誘電株式会社

1950年の創業以来、コンデンサーやインダクター、FBAR/SAWデバイス、回路モジュールの研究・開発、製造・販売に取り組み、電子機器の進化に貢献。高性能な電子部品を手掛け、それらを使いモジュール化を推進。

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