プレスリリース(旧ソフトバンクBB) 2004年

本日の一部報道に関するコメント(続報)

2004年6月18日

本日の各種報道によりお客様ならびに関係者の皆様にご心配をおかけし、大変申し訳ございません。今回の報道は、新たに起きた事件ではなく、すでに犯人が逮捕されております恐喝未遂事件の一部であります。本年2月以降は、外部からの侵入防止等についての処置は講じており、その後の再発はございません。
現時点で弊社にて把握している事実を、以下のとおりご報告いたします。

660万人の報道について

本年2月の記者会見で、警察からの証拠物件と照合した結果は、451万人でありましたが、同会見において、私どもの全保有顧客情報は2004年1月末現在で約670万人と申し上げ、その全数の流出可能性があることもご報告申し上げておりました。
今回、犯人は、660万人分を抜き取ったと自供しているようですが、そのデータは既に破棄されたとのことで、確認が不可能であります。

通話記録という報道について

報道されております「通話記録」とは、「通話発信記録」の意味であります。
弊社は、当然、通話内容の録音などは一切行っておりませんし、また、同記録には個人の氏名、住所等の情報は含まれておりません。

通信課金システムについて

通信課金システムは、当初から顧客情報システムとは完全に分離されており、一切ネットワークでつながっているものではありません。犯人が顧客情報システムに侵入しても、通信課金システムに侵入することは不可能でした。

発信記録流出について

今回の事件において、通話発信記録が流出した原因は、一時的に一部ユーザの料金明細をチェックするために、通信課金システムから切り出し、顧客情報システムのエリアに保管していたためです。証拠物件のデータ形式から、この一時保管データが流出したものであると考えます。なお、ここに一時保管されたデータは、89,633人分であります。

140万件について

140万件という報道がございましたが、その根拠については、いまだ不明であります。
上記作業のため保管されておりました、89,633人分を上回る流出の可能性はございません。
また、既報のとおり、警察から照会依頼があったものは「23人分65件」で、これが当社が確認したものの全てであります。警察当局からも、この「23人分65件」が、押収物の全てであるとの連絡を受けております。

二次流出について

警察当局の発表によりますと、犯人は、入手した弊社顧客情報ならびに発信記録を、すでに破棄したとのことでございます。当社が最も懸念しておりました、犯人グループによる二次流出の可能性は、限りなく少なくなったと思われます。

以上

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