5Gを実現するネットワーク技術

5Gとは

5Gは第5世代移動通信システムのことであり、従来の4Gと比べ通信スピードが速く(「高速大容量」)、ほとんど遅延なく(「低遅延」)、より多くの機器と通信ができる(「多接続」)という特徴を持っています。
高速大容量によって、これまでダウンロードに時間のかかっていた高解像度の映像をストレスなく楽しめる点に注目されることが多いですが、そればかりでなく、遠隔地にいてもロボットなどの操作をスムーズに行うことでこれまで実現の難しかった遠隔医療が実施できたり、家電や車などの身の回りのあらゆる機器(モノ)がインターネットに接続して生活がより便利になったりと、社会発展の基盤としても大きく期待されています。

5Gで実現する世界 高速大容量:高精細化された映像や高臨場感のある映像など ・5G新周波数(28GHz、3.7GHz)の特徴です。 低遅延:危険作業などの遠隔操作、遠隔医療など 多接続:スマートシティ、自然環境の防災管理など5Gで実現する世界 高速大容量:高精細化された映像や高臨場感のある映像など ・5G新周波数(28GHz、3.7GHz)の特徴です。 低遅延:危険作業などの遠隔操作、遠隔医療など 多接続:スマートシティ、自然環境の防災管理など
  • ⾼速⼤容量5G(新周波数)は限定エリアで提供しています。詳細はエリアマップをご確認ください。
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  • 低遅延・多接続は今後導入予定の技術による特徴です。
社会が大きく変わる5Gが開く未来

高速大容量のサービス提供からスタートした5G。4Gで既に導入済みのMassive MIMO(大量のアンテナとビームフォーミングなどの技術により一人一人に専用の電波を割り当てることで、快適なモバイル通信を実現する技術)などの技術に加え、今後、さらなる高度化が進みます。

5Gの機能・性能を最大限に引き出す5G SA(5G Stand Alone)が一部エリアからスタート。将来的には、用途に応じて仮想的にネットワークを分割する技術であるネットワークスライシングや低遅延を実現するMEC(Multi-access Edge Computing)が導入され、スマートシティや自動車の自動運転、ロボットの遠隔操作など、5Gネットワークを活かしたさまざまなサービスの登場が期待されます。

5Gを実現する技術

5G SA
(5G Stand Alone)

5G SA(5G スタンドアローン)とは、基地局だけでなく無線を制御するコア設備も含め、5G専用の技術と設備で構成されたネットワークシステムです。5G SAの特徴は、高速大容量の通信に加え、ネットワークスライシングなどの高度な技術をベースにした通信機能を提供できることにあります。

  • 高速大容量通信は5G新周波数(28GHz、3.7GHz)の特徴です。
  • ネットワークスライシングは今後導入予定の技術です。

提供エリア

5G SAのサービスは、一部エリアから順次開始します。
SoftBank 5G SA対応エリアをみる

  • 5G SAサービスの高速大容量5G(新周波数)は限定エリアで提供しています。詳細は上記のリンク先をご確認ください。

対応機種

iPhone / iPad※1
iPhone 14iPhone 14 PlusiPhone 14 ProiPhone 14 Pro MaxiPhone 15iPhone 15 PlusiPhone 15 ProiPhone 15 Pro MaxiPad Pro 11インチ(第4世代)iPad Pro 12.9インチ(第6世代)

Google Pixel 
Google Pixel 7Google Pixel 7 ProGoogle Pixel 7aGoogle Pixel FoldGoogle Pixel 8Google Pixel 8 Pro

スマートフォン
Xperia 5 III※2,3Xperia 1 IV※2AQUOS R7Xperia 10 IVAQUOS sense7 plusXperia 5 IVLEITZ PHONE 2Xiaomi 12T ProXperia 1 VXperia 10 VAQUOS R8 proOPPO Reno10 Pro 5GAQUOS wish3Xiaomi 13T Promotorola razr 40sあんしんファミリースマホすみっコぐらしスマホ

タブレット
Lenovo TAB7

  1. ※1
    ご利用にはiOS 16.4 / iPadOS 16.4 以上へのアップデートが必要です。
  2. ※2
    ご利用にはソフトウェアアップデートが必要です。詳細はソフトウェアサポートをご確認ください。
  3. ※3
    ご利用には5G SAに対応するUSIMカードへの交換が必要です。詳細はこちらをご確認ください。
  • 上記以外の機種についても、対応拡大予定です。

Massive MIMO
(Massive Multi-Input Multi-Output)

MIMO(マイモ)とは、送信側と受信側で複数のアンテナを用意し、複数に分割された異なるデータを同時に送信、また受信をして通信速度をあげる技術です。
その発展型であるMassive MIMO(マッシブ マイモ)は、多数のアンテナを利用してビームフォーミング(電波の放射技術)などを実現し、従来複数人でシェアしていた電波を、ひとりひとりに割り当てることができます。そのため、通信速度が遅くなりがちだった駅や繁華街などの人が多く集まる場所にも快適なモバイル通信を提供することができます。

ネットワークスライシング

ネットワークスライシングとは、1つのネットワークを仮想的に分割(スライス)する技術です。スライスされたネットワークはモバイルでの高速大容量ダウンロード、自動運転に必要な低遅延、複数デバイスでの多接続など、異なるさまざまな要件に合わせて構築されることで最適化されたネットワークを実現します。

MEC
(Multi-access Edge Computing)

MEC(メック)とは、ユーザーの使うデバイスにより近い場所にサーバーの代わりをするコンピューターを置くことによって、通信の効率化を図る技術です。ユーザーに近い場所でデータ処理が行われるため、低遅延を実現することができます。

  • ネットワークスライシング・MECは今後導入予定の技術です。

ソフトバンクの通信を支える技術

通信の高速化を実現する技術「キャリアアグリゲーション」、「4×4 MIMO」、「256QAM」についてご案内します。

関連情報

事業を支える研究開発 RESEARCH & DEVELOPMENT

先端技術で日常生活が劇的に変わる時代へ

次世代通信技術「5G」によって、人と人だけでなく、あらゆるモノとモノがつながるIoT時代が本格的に到来します。
先端技術を用いた新たなサービス・ソリューションの実現に向け、さらなる技術開発に取り組んでいます。