プレスリリース 2017年

IBM Watsonを活用した
AI社内お問合せシステム「AI-Q」を販売開始

2017年1月11日
ソフトバンク株式会社

ソフトバンク株式会社(以下「ソフトバンク」)は、IBM Watsonエコシステムプログラムのエコシステムパートナーである木村情報技術株式会社(以下「木村情報技術」)が開発した、AI社内お問合せシステム「AI-Q(アイキュー)」を2017年1月11日から販売開始します。「AI-Q」は、ソフトバンクが販売する、IBM Watson日本語版を活用したソリューションパッケージの第3弾となります。

「AI-Q」は、企業において社内からの問い合わせ対応業務を行うチャットボットサービスです。24時間365日稼動し、総務や経理、人事、OA機器関連の問い合わせ対応や、営業支援情報の共有などに利用いただくことができます。社員がパソコンやスマートフォンなどを使って「AI-Q」に質問をすると、IBM Watsonが質問の意図を解釈し、最適な回答をチャット形式でリアルタイムに提示します。また、従来ベンダーが行っている質問および回答内容の作成・運営を、お客さまご自身で行っていただくため、独自のデータベースを構築できるほか、導入コストの低減を図ることができます。

システム構成

「AI-Q」は、24時間365日稼動し、社内の複数の問い合わせ対応窓口を一元化できるため、社員が抱える「窓口に質問したいが受付時間を過ぎている」「どの窓口に問い合わせればよいか分からない」といった問題を解決し、回答を得るまでの時間を短縮します。また、これまで問い合わせ対応業務を行っていた部門の業務効率を大幅に改善することが可能です。

ソリューションパッケージの概要

名称 「AI-Q」(アイキュー)
開発・提供元企業 木村情報技術株式会社
費用
  • 初期費用

    200万円(サーバー設定費用、システム設定・調整費用、マニュアルなど)

  • 本番運用

    月額最低利用料金 24万円(400ID、2万4,000コールまで利用可能)

[注]
  • 管理者向けメール問い合わせサービスは、月5回まで無料となります。

ソフトバンクは、開発にかかる費用や期間などの観点から、自社のみで人工知能(AI)を活用したソリューションを導入することが難しいと感じている法人のお客さま向けに、エコシステムパートナーが開発したソリューションパッケージを販売しています。ソフトバンクは、今後もエコシステムパートナーと協業し、IBM Watsonを活用したソリューションを積極的に展開していきます。

[注]

「IBM Watson」について

「IBM Watson」は、コグニティブ・コンピューティングを実現するためのプラットフォームです。クラウド上で提供されるWatsonは、大規模なデータを分析し、自然言語で投げ掛けられた複雑な質問を解釈して、根拠に基づいた回答を提示します。Watsonの詳細は、日本IBM公式サイトをご覧ください。

[注]
  • 価格は全て税抜きです。
  • IBM、IBM Watsonは、世界の多くの国で登録されたInternational Business Machines Corporationの商標です。
  • SoftBankおよびソフトバンクの名称、ロゴは、日本国およびその他の国におけるソフトバンクグループ株式会社の登録商標または商標です。
  • その他、このプレスリリースに記載されている会社名および製品・サービス名は、各社の登録商標または商標です。
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